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一条「んぁ…？あぁ、起きてたのか…おはよ」
少し寝ぼけ眼で声を掛けてきた一条を見て血の気が引きながらAは慌てて返事を返した
「すいません！ベッドとか！寝てたのとか！諸々コミコミで…」
一条「んん？あー…いいよ。ちょっとは元気になったみたいで良かった」
「ありがとうございます…」
一条は笑うとゆっくり起き上がりテーブルの上のカップを持ってキッチンへ向かった。Aは慌ててその後を追う。
「兄貴っ昨日から散々お世話になっちゃってるのでなにか手伝わせてくださいっ」
一条「そう？…じゃあ…コーヒーカップ洗って、飯作るからサラダ切っててくれるか？それで今台風直撃してるし夕方台風が過ぎてから家に送ってくで良いか？」
「はいっ…お願いします」
そこからキッチンに並んで立ち簡単に朝食を済ませると、一条はカシラに事の次第を報告するため電話をし、Aと話したり仕事をしたりして、夕方台風が過ぎた頃に自宅へと送り届けた。
家に着いた頃は少しAは表情を強張らせたが、翌日からは学校があるのでそうも言っておられず
「色々とありがとうございました。」
と声を掛けて頭を下げると、無言で手を振り歩いていく一条の背中を見送った。
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ひなえ(プロフ) - 黄昏さん» 読んでいただき、ありがとうございます！亀更新ですがこれからもよろしくお願いします。 (2022年7月6日 14時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 初めまして、「私、気が付いたら極道でした」を読ませて頂きました。とても、面白くて続編を楽しみにお待ちしております。 (2022年7月6日 3時) (レス) @page26 id: 7ec4680236 (このIDを非表示/違反報告)
みたぞの(プロフ) - オリ/フラ立ってますよ！！続編作ってもフラグのチェックが入ってしまいます！！確認して外して下さいね！！ (2022年6月29日 22時) (レス) id: 5dcad8042f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2022年6月29日 18時
