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そんなことがあってから月日が流れ受験シーズンを迎え、無事私立に合格。稽古の日々に戻ることができた。
ある日の休日、息抜きも必要だと源十郎に言われ、同じ武器マニアで仲良くなった一年のときのクラスメイトの高林に誘われ、スマホを与えられていないため、ネットカフェで武器を見ながら討論をしていた。
「ウェブリー・リボルバー！中折れ式かっこいいですよね！」
高林「最新式もいいけどやっぱ旧式もいかしてるよね」
等と盛り上がるほど、意気投合していた。そして少し手洗いにと、席を外した高林の帰りがなかなか遅いことに気がついた。するとやっと個室のドアが開く
「あっ遅かったですね高ば…！？どっ…どちら様ですか？」
？？「閑話休題…聞かれたことにのみ答えろ。君はAAだな？」
「っ…はい…」
(あ…この人本職だ。)
殺気こそないが、雰囲気でAにはその人物が本職だとすぐにわかった。
男は個室の扉を閉め、ゆっくりとAに歩み寄り目の前まで来ると視線が合うように腰を落とした。
和中「俺の名は和中蒼一郎、天羽組の者だ。親っさんからの命で俺はここに来た。」
(天羽組…！？確か元は田頭組ていう…？)
「は、はぁ…」
和中「俺は君を殺しに来たのではない。単刀直入に聞こう、天羽組に入らないか？」
「…え…？」
和中「天理人欲…親っさんは君の技術力をお気きに召しておられる。無理にでも連れてこいとは言われていない。そして君が剣の道を極めていることも知っている」
(知らない人にまで知られてる…)
和中「剣術なら俺が稽古をつけてやるし、君の好きな開発にも費用が掛かるだろう。もしもうちに来るならば費用は惜しみなく出すとの事だ。」
「あっ…あの…すいません」
和中「む？」
「むっ…無理です！ごめんなさい！」
和中「ほう…理由を聞きたい。」
和中は少し驚いたように形のいい眉を一瞬ピクリと動かした。
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ひなえ(プロフ) - 黄昏さん» 読んでいただき、ありがとうございます！亀更新ですがこれからもよろしくお願いします。 (2022年7月6日 14時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 初めまして、「私、気が付いたら極道でした」を読ませて頂きました。とても、面白くて続編を楽しみにお待ちしております。 (2022年7月6日 3時) (レス) @page26 id: 7ec4680236 (このIDを非表示/違反報告)
みたぞの(プロフ) - オリ/フラ立ってますよ！！続編作ってもフラグのチェックが入ってしまいます！！確認して外して下さいね！！ (2022年6月29日 22時) (レス) id: 5dcad8042f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2022年6月29日 18時
