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騒ぐだけ騒いで走り去る学生達の背中を小峠は呆然と見ていた。直後、須永に小突かれ、我に返る。
須永「…やっぱさっさと攫えばよかったじゃねぇか華太ぉ…」
小峠「ゔっ…すいません、兄貴っ」
小峠(人目につく場所で５人もいる餓鬼相手…どうするのが正解だったんだ…！？)
何も知らずに駆けていくAは名刺をポケットに入れて小峠の事をすっかり忘れていた。が、我の強い鈴木はそうはいかなかったようだ。
帰りの電車にて
鈴木「ねぇAちゃん。さっきの眼鏡イケメン何だったの？」
「眼鏡のイケメン…あぁ、あの人！なんか女優探してるって言ってました。もしスカウト受けてくれるならあの人がそのままマネージャーにって…確か名刺がここに…」
Aからひったくるように名刺を取り、それをマジマジと見つめる。
鈴木「空龍プロダクション…！この名刺もらってもいい？」
「え、いいですけど…」
鈴木「見てなさい！必ずや女優になってあのイケメンマネージャーと…ふふふっ」
「が、頑張って…？」
(この子本当に私と同い年？)
小峠side
野田「華太くぅん？勧誘失敗どころか餓鬼のお遊戯会に振り回されたんだってぇ？クリンするぅ？それとも死ぬぅ？」
小林「グリングリーン！？」
小峠「す、すいません兄貴…」
和中「遺憾千万…A家の者には俺も訳あって興味がある、是非会いたいものだが」
小峠(野田の兄貴、小林の兄貴は安定だが珍しく和中の兄貴が本当に少し落ち込んでいる…！余程なにか事情があるのか？)
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ひなえ(プロフ) - 黄昏さん» 読んでいただき、ありがとうございます！亀更新ですがこれからもよろしくお願いします。 (2022年7月6日 14時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 初めまして、「私、気が付いたら極道でした」を読ませて頂きました。とても、面白くて続編を楽しみにお待ちしております。 (2022年7月6日 3時) (レス) @page26 id: 7ec4680236 (このIDを非表示/違反報告)
みたぞの(プロフ) - オリ/フラ立ってますよ！！続編作ってもフラグのチェックが入ってしまいます！！確認して外して下さいね！！ (2022年6月29日 22時) (レス) id: 5dcad8042f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2022年6月29日 18時
