山田家には双子がいます！

12話 ページ13

がちゃ



？？「左馬刻、早く来いって何事だ？」



『ﾋｯ』


？？「ん？左馬刻お前、、、、
さすがに誘拐はだめだぞ…」


左馬刻「あぁ？ちげーわ！」



声がでかい…

クソデカボイスっていうの？

でも…どっかで聞いたことある声…


掛け布団を少しずらして
顔を少し見た
(今考えたらアホなことした)


入間……銃兎…？


この人は見たことある
というより、
実際めちゃくちゃお世話になった人だ


銃兎「ん？貴方、山田一郎のとこの…？」


『は、はい…
お、お久しぶりです…』




いつもの癖でたとうとしてしまった
(今考えたらアホなことした(2回目))



銃兎「あぁ、そのままで構いませんよ
私達が怖いでしょ？」


『は、はい…』


そう言われると
真っ黒いソファーに座り直す


左馬刻「じゅーとぉ…
お前、こいつのこと知ってんのかよ」


銃兎「まぁ、な
少しお世話をしたってとこだよ」


『うぐっ…』


嫌なこと思い出させんなよ
この汚濁警官が

って言えたら
さいこーなんだろうな…



『あの、、、、か、帰らせて…貰えませんか…？』

少しの間があり
左馬刻さんが口を開く


左馬刻「ちっ、ちょっとスマホかせや」



ﾋｯｯｯｯｯｯ

え？新手のかつあげ？？？？
からあげ…？
(ちがう)



『は、はい…』


スマホを机の上におくと
左馬刻さんは慣れた手つきで
何かをし始めた


左馬刻「困ったらここに連絡しろよ」


いや、今困ってる状況です
でも、貴方のとこには連絡できませんね
はい。



銃兎「私が送りましょう」



『あ、あの…掛け布団…』


掛け布団をかぶったまま立ち上がると


左馬刻「あぁ、それもってっていいぞ」


『あ、ありがとうございます』(に、ニコ


左馬刻「っ…」



上手く笑えてたか分からないが
苦手な男性でも
一応感謝の言葉を伝えた


え？私偉くね？

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