私にも守れたら (ページ37)

今日:9 hit、昨日:5 hit、合計:25,103 hit

34話ページ37

パスワード忘れて編集出来ませんでした！
咄嗟に続編を作ってしまいましたが解決したので削除しました！すみません！気をつけます！！

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「ヒッ…」

「げっ…」

「あ、風間さん」
　

菊池腹と私の止まらない口喧嘩についに歯止めがかかった。

風間さんが来たのだ。

「お前ら二人に言うことがあるが…任務優先だ。全員、配置につけ」

「り、了解です…」

私がそう言うと同時に二人も返事をする。

ああ…説教かな

「風間さんってさ、怒鳴りはしないんだけどなんかあの圧が怖いんだよね。わかる？」

「……何だ貴様」

「いや〜、風間さんがさ〜〜…って誰」

「今かよ」

任務を終え、二人して風間さんに説教をくらったあと、菊池原さんは上層部に呼ばれていると言って速やかに退室した。

上層部呼び出しなんて…何したんだアイツ。

またもや心の声が読まれたのか振り向きざまに「お前と違ってぼく優秀だから、そんなに怒られないんだよ馬鹿」
と吐き捨てて行きやがった。ムカつく。

菊池原の態度にイライラしていると、通知が鳴った。

携帯を確認すると宇佐美先輩からだった。

玉狛第二の次の対戦相手が強いらしいのでアドバイス〜的な事だった。

内心面倒くさかったがお菓子をご馳走できるということなのでありがたく承諾した。

そして今に至る。

玉狛でとりまる先輩とお菓子を食べながら三雲くん達の帰りを待っていたが、暇すぎて隣に座った人に話しかけるも全く知らない人。誰？

「この子、ヒュースくん。前の侵攻で捉えたネイバーの捕虜なんだ〜」

「!?!?!?」

「先輩、つるまが混乱してます」

奥から宇佐美先輩がやって来てそういった。
情報の暴力だ…。

ネ、ネイバー、だと…！？

「証拠にホラ」

「つの！？」

ヒュース…さんのフードをめくってそう言う宇佐美先輩…。いや、確かに…これは人間じゃない。

そういや、私の事伏兵だとか言ってたヤツも角がついていたような…。

「…てか、私にそんな事言って大丈夫何ですか？」

「大丈夫大丈夫！Aちゃんほぼ玉狛みたいなモンだし」

それに、言いふらすような人もいないでしょ？

と、追い打ちをかける宇佐美さん。今、とっても傷つきました。