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◎：純情に染まる ページ33

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ただ耳を塞ぎたかった。
まだ始まらない朝のHRの手前、騒つく教室を抜け出した。
同じ空間にいるのに遠くで聞こえる大好きだった声。





通りすがりに掴まれた腕。咄嗟に振り向くと涙が零れた。





『え、A、』
「……離して、」
『なんで泣いて、……おい！』





隣のクラスの平野は目を丸くして私を見つめた。
勢いよくその腕を振り解くと、丁度「紫耀！」とクラスの女の子に呼び止められて、その一瞬の隙に逃げ出した。





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設定タグ：平野紫耀 , King&Prince
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まきこ(プロフ) - 全部のお話すごく好きです！！甘えてくれる紫耀くん可愛すぎますね！またいろんなお話読めるの楽しみにしてます^ ^ (2021年2月14日 8時) (レス) id: cfbbd37a93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：詠夢 | 作成日時：2021年2月7日 1時

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