2.薄絹を纏う三日月 ページ2
「鬼目撃!鬼目撃!イソゲ!」
杏寿郎の鎹鴉の要が頭上を飛び回る。
薄絹から顔を出した三日月は
今にもかけてしまいそうなくらいだ。
「ここから先、俺の背中は君に預けよう!」
「ええ!?それは荷が重すぎる!」
彼は私と背中合わせになると、
後ろ向きのまま小指を絡めた。
あまりにも突然のことに私の胸は音を立てた。
「君は俺と同じ炎の呼吸の使い手だろう?
俺は君を信じている。」
そうだ。
弱気になってはいけない。
燃えるような心をこの刃にのせて…
誓ったあの日の夜を越えて。
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※ 次の話からは過去の話になります。
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狐姫(プロフ) - ハウンさん» ハウンさん、こちらこそお読みいただきありがとうございます!引き込まれると言ってくださり大変光栄です!続編も更新しましたので、引き継ぎお楽しみいただけるよう頑張りますね! (2022年3月1日 22時) (レス) id: 12299479a5 (このIDを非表示/違反報告)
狐姫(プロフ) - misakimiさん» misakimiさん、ありがとうございます!まっすぐな煉獄さんの深い愛情が表現できていれば…と思います。これからもそんな彼を言葉だけではなく、仕草や態度での表現ができるように努めたいところです! (2022年3月1日 22時) (レス) id: 12299479a5 (このIDを非表示/違反報告)
ハウン(プロフ) - 素敵な作品を作っていただきありがとうございます!ものすごく感情移入してしまって胸が締め付けられるくらい引き込まれました!続編楽しみにしてます! (2022年2月28日 23時) (レス) id: 065a2165a6 (このIDを非表示/違反報告)
misakimi(プロフ) - 今日も煉獄さんが素敵だ。押し付けがましいところは一切なく、ただただ彼女の幸せを願い笑顔を作れる彼は本当に素敵。 (2022年2月28日 21時) (レス) @page50 id: cb1d4026ae (このIDを非表示/違反報告)
狐姫(プロフ) - misakimiさん» 彼はあまり内緒話など出来なさそうですよね(笑) 巧いだなんて言っていただけて…嬉しすぎて今夜は幸せな気持ちで眠れそうです〜!いつもありがとうございます。 (2022年2月26日 21時) (レス) id: 12299479a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狐姫 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/kohime_yume
作成日時:2022年2月5日 21時