LOVE

海辺　2 ページ24

駐車場まで戻り



置いてあるベンチに座る



西島「結構濡れちゃったね」



A「ちょっと乾くまで
車に乗れないね」



私はバッグからハンカチを


取りだし、濡れた足の砂をはらいながら



拭き始めた



西島「貸して！拭いてあげるよ」



A「自分でやれるから
大丈夫！……は、恥ずかしい…」



西島「恥ずかしがんなよ！暗くて
よく見えないし、ほら、ここまで
砂ついてるよ」


私のハンカチを取り上げて



砂をほろってくれる



A「………(*´-｀*)」



西島「足首、細っいな」



って言いながら、私の足首を掴む



A「に、にっしーだって痩せてる
でしょ？弟が言ってたもん」



西島「じゃあ触ってみる？」




A「えっ！？」



私の手を掴み、体の部分を触らせてくれる



西島「まず、ここが足首……どう？」




A「ど、どうって…」



西島「次は…ここ」



A「…手首？」



西島「正解！次はここね」



A「……二の腕…結構筋肉ついてる」



西島「鍛えてるもん！次は首」




A「うん、首だね」



西島「………」




A「………胸…」



西島「……うん…」



A「……心臓が…」



西島「めっちゃドキドキしてる……
Aちゃんに触られてるから…」



A「私だって…ずっとドキドキ
してるもん……」



西島「……触ってみて良い？」



A「だ、ダメ！」



西島「だよねぇ〜ゴメン！
スケベ心がわいちゃった！」

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