スケッチブック ページ44
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「今日のゲストは僕の可愛い後輩wizzzです」
「アンニョンハセヨ、wizzzイムニダ」
「いやぁ、やっとだね!」
「へっ」
「ずっと会ってみたかったんだよ」
「ほんとですか!」
ヒヨル先輩にそんなこと言っていただけるなんて!私、明日死ぬのかもしれない…!
「皆さんご存知だと思いますが、この子はプロデューサーの仕事もされてるんですよ。友達と飲みに行ったりすると、よく進められるんだよ。この子の音楽聴いてみろって」
「わぁ、、嬉しいです…!」
なんて素敵なお友達なんだ!何処のどなたか存じ上げませんが、ありがとな!金一封贈らせてください!
「トゥブ(豆腐)みたいな子なのにすげーんだって」
「豆腐…笑」
「いや、実際会ってみて本当に豆腐みたいだよ。白くてふわふわしてるじゃない。トゥブってあだ名つけられたことない?」
「あります笑」
「やっぱり!笑」
トゥブトゥブーってよく大学で呼ばれてたっけ…今はPDやヌナとしか呼ばれなくなったからか、すごく懐かしい。
「トゥブ氏は、」
「トゥブ氏 笑」
ただヒヨル先輩にトゥブって言われるのはなんか違う気がしてそわそわするけど。笑
「すごく良い曲を作るから、いつか会ってみたいと思ってたんだけど、まさか歌手としてこの番組に出てくれるとは思わなかったよ」
「あはは、私もです」
「どう?自分で歌ってみて」
「うーん…初めは、自分が作ったメロディ、歌詞、感情は同じものなのに、他の人が伝えるのと自分が伝えるのではそんなに違うのかなーって思ってたんです。」
「うんうん」
「でも歌ってて、伝えることの難しさも分かったし、だからこその楽しさも分かって。あぁだからみんな歌手してるのかなって」
「あはは、なるほどね」
なんとなく、歌を歌うことの力を実感できるようになった気がする。
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作者名:tnk | 作成日時:2016年10月16日 22時