美味しそうに食べて 2 ｰ浜守一郎ｰ リクエスト作品 ページ47
割烹着姿のAが食堂のおばちゃんと料理を作っていた。
すごいい匂いがする･･･何作ってるんだろ。
「あ、2人とも。どうしたの？」
田「ここで手伝いしてるって聞いて･･･何作ってるんだ？」
食「今日のお夕飯の豚のかつよ、Aちゃんお料理上手だから助かっちゃうわ〜」
「えへへ･･･そうだ、味見してみる？」
浜「えっいいの？」
「うん！まあ特別だけどね、ちょっとまってて！」
浜「･･･料理好きなんだな」
「そりゃあもう！大好き！！」
満面の笑みで言ってくる。
ぼーっと眺めてると三木ヱ門につつかれる･･･ダメだ、俺が俺じゃなくなる･･･
「どうぞ！」
田「･･･んっ！美味い！」
食「Aちゃんは将来いいお嫁さんになるわね」
「そ、そうですかね･･･まずは旦那さんが見つかるかどうか」
田「そういえばAの異性の好みってなんなんだ？私はユリコだ！！」
「好みか･･･」
浜「いただきます･･･ん！？これめちゃくちゃ美味しい！！」
「！」
田「守一郎･･･お前なぁ」
「ふふっ私の好みは私の料理を美味しそうに食べてくれる人かな」
田「･･･なんだ、心配する必要なかったな」
夢中で食べておかわりをしようとすると止められる
そっかこれ･･･夕飯だもんな、他の人無くなっちゃうのはダメか。
くすくすと笑った後にAが俺を見る。
浜「な、何？」
「ううん、なんでも･･･今度 私が作った料理また食べてくれる？」
浜「もちろん！Aの料理美味しいからいくらでも食べれる！！」
「嬉しいこと言ってくれるなぁ」
料理を食べたおかげかAといつもの俺で話が出来てる。
少し距離が縮まったような気がする。
俺たちは食堂を出て、長屋へと向かう。
田「お前が思ってたよりも、心配なさそうだぞ」
浜「何が？」
田「･･･もしかしてお前気づいてないのか？」
浜「えっ･･･なにか俺変なことでもしたか！？」
田「違う違う･･･Aはお前が思ってたよりも、守一郎のこと好きだと思うってこと」
浜「えっ･･･俺の事！？本当に！？」
田「まだ気になってる程度だと思うけどな、進展するかは守一郎次第だ」
浜「そっか、そっかぁ！！ありがとう三木ヱ門！！」
持つべきは良い友だ･･･
そっか･･･じゃあ俺にはまだまだチャンスがあるってことかァ！！
自信がなくなってたけど、またみなぎってきた！
目指すはAと恋仲になる！！
まあまだまだ道のりは長そうだな･･･。
天然な君 1 ｰ尾浜勘右衛門ｰ リクエスト作品→←美味しそうに食べて 1 ｰ浜守一郎ｰ リクエスト作品
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ユリリン(プロフ) - メリークリスマス｡こんにちは。守一郎の話凄く爽やかで彼らしさが伝わってきで面白かったです。勘右衛門の話も読みました。どちらも最高です。素敵な作品２つも読むことができて嬉しいです。ありがとうございました。 (2022年12月24日 11時) (
レス) @page47 id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。返信ありがとうございます。お待ちしています。 (2022年12月18日 7時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - アズさん» かしこまりました、リクエストありがとうございます！かかせていただきます！ (2022年12月18日 1時) (レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - ユリリンさん» かしこまりました、リクエストありがとうございます！ (2022年12月18日 1時) (レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
アズ(プロフ) - こんにちは。リクエストいいですか？夢主ちゃんが尾浜勘右衛門に一目惚れし甘味が好きだと知り評判のお饅頭を買って勘右衛門にアタックする話。勘右衛門も夢主ちゃんに誘われて嬉しくて喜んでいたでお願いします (2022年12月16日 21時) (レス) id: 7fd9378bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2022年11月14日 3時
