両片思い 2 ｰ黒門伝七ｰ リクエスト作品 ページ26
私の提案により、休みの日に首化粧を買いに行くことになった。
何、そんなのは建前･･･本当の理由としてはこの二人の距離を縮めることだ。
団子屋に入り2人を置いて私たちは隠れて様子を見る
先にお勘定も済ませておけば完璧だ。
「あれ？立花先輩達は？」
伝「いないな･･･どこいっちゃったんだろ」
『あら、さっきの人達ならお金を先において用事があるからと出ていったわよ？でもまた戻ってくるって』
伝「そうですか、ありがとうございます。じゃあ僕たちは団子食べながら待ってようか」
「うん」
『にしても仲がいいわねぇ、兄弟か何か？』
綾「余計なことを･･･」
立「喜八郎落ち着け」
伝「いえ、友達です。Aはここに座ってて、おばさん お団子2本追加で」
『はいよー！』
「私たち似てるのかな」
伝「似てないだろ、なんせは組の君より優秀だからな」
「そうだね、伝七は頭いいもんね！」
伝「皮肉のつもりだったんだけど･･･まあAは･･･は組の中では愛想良くて可愛いやつだよな」
立「やるな、伝七」
藤「そのまま頑張れ･･･っ」
団子屋の目の前の草むらから見守っている私たち。
頼む･･･上手くいってくれ･･･そして邪魔が入らないようにせねば。
ん？
立「！兵太夫 乱太郎、きり丸、しんベヱがあっちから来る！」
笹「え？あ、本当だ。邪魔されないように遠ざけてきます」
「あ」
立「(気づかれたか！？)」
「そうだ、伝七これあげる」
伝「？これは？」
「伝七が好きそうな本 古本だけどあげるよ」
伝「あ、ありがとう･･･でもなんでまた」
「えへへ･･･喜んでくれるかなーって」
綾「その意気だ、いけいけー！」
伝「でも僕お返しなんか渡せないんだけど･･･」
「お返しなんかいいよ、気持ちだから」
伝「･･･じゃ、じゃあ次の休みの日･･･2人でまたお団子屋さんに行かないか？」
立「おぉっ！」
藤「いけっ！いけー！！」
伝「嫌じゃなかったらなんだけど･･･」
「「「あー！」」」
乱「2人で何してるの？」
き「あれあれぇ？」
し「ここのお団子美味しいよねぇ！」
立「あーのーさーんーにーんーっ！！！」
藤「せ、先輩！落ち着いてください！」
思わず焙烙火矢を握ってしまう、落ち着け･･･このまま暴走したらあの団子屋ごと吹き飛んでしまう･･･。
何か策は･･･策･･･策･･･。
笹「ダメでした」
綾「まあ無理でしょ」
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ユリリン(プロフ) - メリークリスマス｡こんにちは。守一郎の話凄く爽やかで彼らしさが伝わってきで面白かったです。勘右衛門の話も読みました。どちらも最高です。素敵な作品２つも読むことができて嬉しいです。ありがとうございました。 (2022年12月24日 11時) (
レス) @page47 id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。返信ありがとうございます。お待ちしています。 (2022年12月18日 7時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - アズさん» かしこまりました、リクエストありがとうございます！かかせていただきます！ (2022年12月18日 1時) (レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - ユリリンさん» かしこまりました、リクエストありがとうございます！ (2022年12月18日 1時) (レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
アズ(プロフ) - こんにちは。リクエストいいですか？夢主ちゃんが尾浜勘右衛門に一目惚れし甘味が好きだと知り評判のお饅頭を買って勘右衛門にアタックする話。勘右衛門も夢主ちゃんに誘われて嬉しくて喜んでいたでお願いします (2022年12月16日 21時) (レス) id: 7fd9378bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2022年11月14日 3時
