男装癖のある女子がマイキーに憧れて東京卍會に入りました。【東京リベンジャーズ】three (ページ10)

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お参りをして適当に神社の周りをぶらぶらとする
勝手に行動したせいだろうか。

迷った

「ここどこ」

携帯は何故か充電がない
こういう時に限ってないからね。

まじで腹立つ。

「人多いし･･･」

人混みをかき分けて端の方でみんなが通らないか見てる
頭1つ飛び抜けて大きい奴が視界に入る。

あの剃り･･･八戒！

人の波に乗って八戒の手を掴んで引き止める
よっしゃ！！勝ち組！！

「八戒！」

八「･･･」

「フリーズすな！！」

八戒を半ば強引に連れて端に行く
こいつ携帯持ってねぇのかな･･･。
かといってフリーズしてるこいつに話しかけても意味ないし

「八戒」

八「･･･」

「おいコラ！」

八「･･･」

「ダメだこいつ･･･」

八「･･･」

仕方ない、こいつの手持ちの荷物から携帯探そ。
声はかけてからだけど･･･つかなんでこいつこんなフリーズすんのさ

ほっぺを掴んで正面を向かせる

「携帯貸せ」

八「･･･ちっ」

「ち？」

八「近いっ！！」

ドンッと押されて尻もちをつく
なんだよこいつ喋れるじゃんっ
やってしまったという顔であたふたとする八戒

「大丈夫だから、携帯」

八「･･･」

「ここでまたフリーズかよ！！」

黙って差し出す携帯を受け取り、連絡先を漁る
つか待ち受け三ツ谷じゃん、こいつ限界オタクか？

あっ柚葉の発見

「･･･」

柚『もしもし？A見つかった？』

「見つかりましたーAでーす」

柚『どこいんのよ･･･』

「えーっと･･･あっ人が沢山いる」

柚『いや分からないから』

「えーっと･･･」

八「鳥居の近く」

柚『了解、じっとしてなさいよ！』

「はーい」

さて、連絡が着いたのはいいんだけど
気まずすぎる、話できないし･･･。
男装してる時は話してくれるのになァ･･･悲しす。

八「あの」

「！？」

八「これ落としたよ･･･」

「あっはい、どーも･･･」

こいつなんなんだ･･･しゃべれるやないか。
えっ逆になんで喋れないの、不思議で仕方ないわ･･･

じっと顔を見ても目を合わされることはない

「(鼻高っ)」

自分の鼻を触るも八戒ほど高くない
イケメンうざっ･･･あっでも顔に傷があるんだ･･･。
割と昔に付けたのかな、結構傷跡古いし。

三「おーい」

柚「あっいた」

「おーどこ行ってたんだよ」

柚「あんたよ」

三「よく八戒捕まえたな」

「引っ張ったわ」

柚「良く逃げられなかったわね」

「そりゃあもう強引に」