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あっという間に放課後になり、教室に荷物を取りに行く。
教室に残っていたのは机に突っ伏してるぺーやん。

「なにしてんの」

良「A!?」

「おー・・・」

良「えっあの、帰ったんじゃ!?」

「荷物置いてっちゃったんだよ、どうした」

良「っごめん!!」

「え、何が?」

良「俺、お前の髪の毛守りきれなかった」

「髪の毛・・・守りきれなかったって・・・何それ」

良「だからそのっブッ」

ぺーやんの顎を掴んで笑う
なんだこいつ、やっぱ良い奴すぎ・・・。

カッコイイやつ。

「サンキュ」

良「!」

「実際さ、髪切られて結構・・・きてたんだけどお前が三ツ谷呼んでくれなかったら死んでた」

良「お前・・・」

「?」

良「三ツ谷のこと好きだな・・・」

「すっ・・・きじゃねぇ!!!」

良「いって!?」

「・・・好きじゃねぇ!!!」

良「でも顔真っ赤ブッ!」

「黙れ!!」

三「Aー?誰かと一緒に・・・ぺーやんか」

林「めっちゃあいつ落ち込んでたんだけど、なんかいつも通りになってんな」

三「仲良かったんだ」

ぺーやんの顔面を引っ張って遊んでるところを三ツ谷にとめられる
別に好きなんかじゃ・・・。

じっと目が合う。

「・・・っパーちん帰ろう!!」

林「おう、ぺーやんも帰ろうぜ」

良「やっぱお前さ」

「それ以上口開いたら殺す」

良「・・・すんません」

三「お前らそんなに仲良かったか?」

「お前より仲良いわ」

三「まじかよ」

「三ツ谷おいて早く帰ろ」

林「おーし、校門まで競走な」

良「足遅いくせに何言ってんだよ」

「うぇーい!おっさきー!!」

良「あっおい!!」

くだらない時間
いつも通りの日常。

「変わんねぇな・・・っ」

階段を飛び降りて進んでいく。
一番早くつくために。

「っしゃァ!一番!!」

三「待てコラァァ!!」

良「よっしゃぁ!2番目ェ!!」

「あれ、パーちんは?」

「「「・・・」」」

林「お前ら・・・置いてくな・・・」

「お疲れ・・・」

良「足遅いくせに勝負なんて言うからだよ」

三「さて・・・ぼちぼち帰ろうぜ」

「ほいよー・・・おら、立てや」

林「俺のことはいい・・・置いていけ」

良「置いていけるわけねぇだろ」

「最終下校時刻近いから早くしろや」

林「まじか、早く帰ろ」

「「切り替え早すぎなんだわ」」

適当にだべりながら帰宅をする
楽しい時間は直ぐに終わって、三ツ谷と二人きりなる

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林檎よりの檸檬 - 夢主ちゃん面白くてこの小説読み始めました!これからも更新楽しみにしてます!! (2021年11月7日 23時) (レス) @page16 id: 2a754f4eb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年10月15日 19時

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