男装癖のある女子がマイキーに憧れて東京卍會に入りました。【東京リベンジャーズ】three (ページ44)

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次の日･･･学校にて。
同じクラスのぺーやんとご飯を食べながら話をする。

「つか昨日の千冬？って奴さ、場地のお気に入りなの？」

良「らしいぞー」

「へぇー･･･ぺーやんはまああれか、パーちんと親友だからか」

良「もち」

「次の授業何？」

良「今日は避難訓練だろ？」

「えー･･･だるっ」

良「サボんなよ」

『おい！』

『このクラスに武蔵Aいるかァ！？』

『何あれ･･･先輩？』

ご飯食ってる時になんだ･･･？
あー･･･花壇の人か、ミミズ嫌いな人。

お弁当を食べ終えて片付けをする

『いたっ』

『昨日はよくもやってくれたなァ！？』

「ちょっ髪の毛･･･っ」

『うるせぇ！』

『先生呼んでこい！』

伸びてきた髪を引っ張られて立ち上がらせられる
あーあ･･･せっかくロングになってきたところなのに。

拳を振りかぶられる

良「おい、誰のダチに手ェ出してんだ！」

『なんだお前っ』

『邪魔なんだよ！』

良「邪魔はお前らだ！」

ｶﾞｧﾝ

先輩を殴り飛ばすぺーやん。
ポケットに入っていたハサミをつかみ髪の毛に刃を向ける。

ﾊﾞｻｯ

『なっ』

ﾄﾞｶｯ

私につかみかかってきた人を蹴り飛ばす。
･･･せっかく伸ばしたのに･･･これじゃあまた一からやり直しか。

良「お前･･･髪の毛」

『先生！このクラスです！』

『お前ら何やってる！！』

『クソっ！』

「まっ私にはショートがお似合いだからね」

無理して笑顔を作る
少しでも女の子らしくなりたくて･･･髪を伸ばしていたのだ。

しかし神様はショートカットが好きらしい。
バラバラになった毛先、床に落ちているのは自分の髪の毛。

『･･･保健室で休んでなさい』

「え？大丈夫ですよーこれくらい」

良「来い」

「あっちょっと！？」

『スマンが誰か、あと片付けしといてくれ！』

ぺーやんに手を引っ張られて向かった先は案の定三ツ谷とパーちんのクラス。
おいこのバカ･･･何考えてんだ！？

良「三ツ谷！！」

三「んぐっゴホッゴホッ･･･なんだよ、急に来んな！」

良「こいつが･･･ってあれ？」

三「誰もいねぇじゃん･･･なんなんだ？」

良「実は･･･」

「はぁっ･･･はぁっ」

走って屋上へかけ上る
誰の目にも入らず、誰にも見つからない場所へ。

見られて困るもんじゃない･･･けど。

「だァァァ！！くそがァ！！」

いつからこんな女々しくなった
可愛さなんて求めてなかったのにっ

いつから･･･っ