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大「てめっ」
胸ぐらを掴まれる
ワイシャツはシワだらけ。
手からすり抜けたアイスは地面に落ちる。
大「知ったような口ぶりで言いやがって!!」
「沸点低っ・・・アイス落ちたし」
大「俺はあの二人を愛してやってんだよ!!」
「別に愛のかたちについてなんて言ってねぇよ、そんなの人それぞれだからな。お前が愛って言うなら愛なんじゃね」
大「・・・っ」
「ただ・・・愛のかたちが自由ってだけで、それを受け入れるか受け入れないかは相手次第だ」
大寿の手を掴んでそのまま地面に叩きつける
油断してたようで呆気に取られたような顔をする。
柚葉が受けた傷はこれだけじゃない。
「愛してるからって言って・・・何してもいいわけじゃねぇよ」
大「・・・んなの分かってるよ」
「分かってんなら改ろや」
大「そんなつもりはねぇ」
「あーそうですか!!」
大「んで、お前がキレてんだよ!」
「別にキレてないですけど??」
こんな攻撃大寿からすればノーダメージなのか。
どうしたら、傷つけられるか・・・な。
なんて考えても意味ねぇか。
大「あーやっぱりお前・・・」
「あ?」
大「うぜぇわ」
「は!?」
大「うぜぇけど・・・イイ女なんだな」
「・・・え?」
大「わかった」
「何が??」
大「俺、お前のこと好きだわ」
「!?」
あ、私の耳が腐ってんのかな?
多分聞き間違いだよ、寿司が好きなんだよな?
OKOK・・・。
大「お前、彼氏は?」
「・・・いりません」
大「いるか、いねぇかだよ」
「いや、いりません。間に合ってます」
大「あ?」
「にゃぶっ」
大「いるかいねぇか聞いてんだよ、はっきり言えや」
「い・・・いまひぇん」
大「じゃあ俺が今日から彼氏な」
「!?やめて!?無理、やだ、お断りさせていただきます」
大「拒否権ねぇから」
「あ、彼氏からメール来た、じゃあさよなら!!」
無理に決まってんだろ、あんな暴力人間が彼氏とか!?
アホなん!?馬鹿なん!?無理やろ!?!?
無理無理無理無理無理!!!
八「あれ、A・・・さん」
「うぉぉぉぉ!!八戒!!!」
八「何・・・してるんですか?」
「なんで目を合わせてくれない!?」
八「いやフリーズするんで」
「あのーあれ!お前の兄貴から逃げてきた!!」
八「えっ!?」
大「待てゴラァァァァァ!!」
八「何したの!?」
「なんもしてねぇよ!!」
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林檎よりの檸檬 - 夢主ちゃん面白くてこの小説読み始めました!これからも更新楽しみにしてます!! (2021年11月7日 23時) (レス) @page16 id: 2a754f4eb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年10月15日 19時