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三「最悪」
あいつと喧嘩するわ、バイクガス欠起こすわ・・・。
今日はついてねぇ・・・ついてなさすぎる
ここどこだよ、適当に走るんじゃなかった。
かと言って誰かに連絡するのもなー・・・。
あーマジでついてねぇわ。
『あ?お前・・・東卍のヤツだな』
『よそもんがズカズカと何してんだ?あぁ!?』
三「人生最大のピンチ・・・ってやつ?」
「はぁっ・・・はぁっ」
ったく・・・結構遠くまで来たぞ!?
なのにまだ見つかんないとかっ
いい加減にしろや・・・。
時間・・・4時過ぎか、結構走ったけどな。
一体どこにいんだよ・・・ここ知らねぇし。
鈍い音が耳につく。
なんだ・・・もつれた足で向かったのはビルに続く裏路地。
外は明るいのにここだけ暗い。
『オラ立てよ!東卍の奴だろォ?』
『こんなんでくたばるわけねぇよな!?』
三「(あー・・・マジでついてねぇ)」
『何スカした顔してんだよ!』
三「うっ・・・」
聞き覚えのある声。
三ツ谷か・・・1人に対して五、六人でかかると卑怯だろ。
かと言って・・・あいつ女に助けられたとか言ったら面目立たねぇし・・・。
カランと足元に割れかけたお面を見つける。、
これがあればっ
お面をつけて後ろから飛びかかる。
『なっんだ!?』
『お面っ・・・!?』
「悪いヤツは許さない・・・正義のヒーロー くま吉だよ!!(裏声)」
『えっ・・・お前知り合い?』
三「あんなクマ野郎、誰が知るか!!」
「さぁ・・・覚悟は出来てるかい?(裏声)」
『怖っ!?』
ズルズルと鉄パイプを引きずって相手に殴り掛かる
案の定、全滅・・・なんでこんな野郎共にやられてたんだァ?
逃げていくのをおわずに、お腹を抑えて座り込む三ツ谷を眺める
三「誰か知らねぇけど・・・助かった」
「あ、いや・・・なんで君はあんなのにやられてたんだい?(裏声)」
三「バイク・・・傷付けられたくなかったらって言われてさ」
「(バイクかよ)」
三「・・・まじ今日ついてねぇ」
「何かあったのかい?(裏声)」
三「おう・・・まあな・・・好きな奴と喧嘩するわ、バイクガス欠はで最悪」
「それは大変だったね!じゃあ気をつけて帰るんだよ!(裏声)」
三「あっおい!」
「アハハハハハハハハハハ!!(裏声)」
三「なんだ・・・あいつ」
あっぶねぇバレるところだったー!!
ここにいることパーちんに連絡して・・・任務終了っと
さっ帰ろ帰ろー
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林檎よりの檸檬 - 夢主ちゃん面白くてこの小説読み始めました!これからも更新楽しみにしてます!! (2021年11月7日 23時) (レス) @page16 id: 2a754f4eb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年10月15日 19時