男装癖のある女子がマイキーに憧れて東京卍會に入りました。【東京リベンジャーズ】three (ページ27)

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思わぬ発言に呆気に取られる
え、あー･･･まあそうだけどさ。

林「お前はどうなの」

「･･･何が」

林「恋愛対象だよ、女なのか男なのか」

「･･･別にどっちでもって感じ･･･まあ誰とも付き合う気ないし」

林「それって優柔不断って言うんだぜ」

「バカが何言ってんだよ」

林「あ！？」

まあでも確かにそうか･･･優柔不断なのかなー私･･･。
顔を寄せられて、ぺーやんと無理やり目が合う。

「な、なんだよ･･･」

良「･･･いや」

目を離してしばらく考える仕草をして閃いたように手を叩く。
なんだ･･･なんか嫌な予感するんだけど

「やめろ、何も言うな」

良「お前の男っ」

「黙れっ！！！！！」

林「あ？どした」

「いやなんでもねぇよ！？」

林「へぇ･･･」

良「ブハッ！パーちん！実はこいつっ」

「黙れって言ってんだよ！燃やすぞ！？」

林「んだよ」

良「んでそこまで嫌がんだよ！！」

「前に理由言ったべや！？」

良「大丈夫だよ、パーちん馬鹿だし」

「あ！？」

林「実は男とか？」

「そんなんじゃねぇよ！！」

林「実は東卍のAと同一人物とか？」

良「そっ」

「黙れや！！！」

良「もがっ」

こいつ口硬いんじゃねぇの！？
やわっやわじゃねぇかよ！！！
つか、なんなんだこいつも！？バカってこんなに勘鋭いのかよっ

林「例えそうでも驚かねぇよ」

「あ？」

林「見た目からしてわかりやすいしな」

「(実は賢い･･･？)」

良「こいつ男装して東卍にいる奴！！！」

「あっバカお前！！」

林「えっまじなの！？」

「お前めっちゃ鋭いこと言いながら信じてなかったのかよ！？」

林「まじだと思わねぇじゃん･･･へぇお前･･･じゃあ二重人格？」

「ちげぇよ！あれは･･･あれは･･･あれだよ」

林「なんだよ」

良「趣味」

「黙れサルが･･･まあでもそうだよ、趣味だ･･･んでマイキーに憧れた･･･文句あるか！？」

林「いや？別に･･･まあでもマイキーに憧れるとか分かってんなぁ！！！」

「･･･お前もバカなのか･･･？」

林「あ！？」

なんだよ･･･バレても思ってたより普通じゃんかよ。
私の･･･気にしすぎだったのかな、でも･･･。
このふたりが馬鹿なだけか･･･なんかでも。

良「なっなんで泣いてんだよ！？」

「泣いてねぇバカ！！」

林「おらよ、床汚すなよ」

「てめっ･･･なんかでも」

良「んだよ」

「バレたの･･･お前らでよかったわ」