男装癖のある女子がマイキーに憧れて東京卍會に入りました。【東京リベンジャーズ】three (ページ26)

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「お、おじゃまします･･･？」

良「パーちん！いねぇの！？」

林「おーあれ？Aじゃん」

良「会ったから連れてきた」

「お前･･･金持ち･･･だったの？」

良「不動産屋だからな」

「うわぁ･･･すげぇ」

林「まああがれ！」

「お、おう･･･待て、ぺーやん」

良「ん？」

「この馬鹿に言ってねぇだろうな！？」

良「言わねぇよ、そういう約束だろ？」

「･･･お前良い奴だな･･･」

良「何だ急に」

「いや別に」

林「おい早くしろよー」

２階に上がってパーちんの部屋に入る
男らしいというか･･･なんというか、家が広いだけあるなぁー･･･。
ドカッとパーちんは自分のベッドの脇に座る
私は居心地が悪く窓際に腰をかけた

林「つかお前ら2人仲良かったんだな」

「あー･･･まあ、うん･･･色々あってな」

良「嫌がんなよ」

「誰だって嫌だろ･･･」

林「一緒にいるってことはまた三ツ谷関係か？」

「なんでそうなる！？まあそうなんだけど･･･」

良「そうなのか」

「いや、今回は私悪くないから！」

林「どうでもいいけど、腹減らね？」

良「あーたしかに」

「･･･走ったから腹減ったな」

林「菓子でも出すわ」

パーちんが声を掛ければお菓子を持って使用人が入ってくる
便利な生活してんな･･･そりゃあガタイも良くなるよな･･･。

お菓子に手を伸ばしながら雑談をする

林「別に喧嘩するのはいいけどよ、お前ら頻度多くね？」

「三ツ谷が悪い･･･今回私なんもしてない」

良「あいつ何したんだよ」

「付き合ってもないのに、グダグダ言いやがって･･･面倒臭い」

林「へぇーあの三ツ谷がなー」

「正味さよく分からん、あいつが」

良「好きだからグダグダ言うんじゃねぇの？」

「わからん･･･」

良「三ツ谷って面倒なんだな」

「そうだな･･･」

林「お前ってよ」

「あ？」

林「前に言ってただろ？みんなの王子様でいなきゃいけないだのなんだのって」

「･･･あぁ」

林「なんで王子様にならなきゃいけねぇんだよ、女だろ？どちらかと言うと姫だろ」

そういやこいつに言ったな･･･。
ポロッこぼしたような･･･こぼしてないような。

ジト目で見られるのにため息を吐き出して、理由を渋々話す。

林「母親に王子になれって言われたァ？」

「あぁ･･･それが身についてるせいか･･･なんなのか、女子には優しくしなきゃいけないとか守らなきゃいけないって思うんだよ」

林「でもそれって親の言ったことだろ」