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「そうだ、メール・・・」

あー・・・三ツ谷からかー
初詣一緒に行かねぇかだとォ??

暇かよこいつ。

「無理」

メールを帰して特服を脱いで、洗濯機にぶち込む。
お父さんもいないし・・・もう下着のままでいいや。

ベットに入り込んで寝る

風呂は・・・また明日でいいか。
そんなに・・・外いなかったし・・・疲れたし・・・。

「ヘックショォォオン!!」









三「んっ・・・メール」

『ごめーん、初詣行かなーい』

三「・・・まあそうだよなァ」

自室から窓を開けてあいつの家を覗き込む
電気ついてねぇし・・・寝てんのかな。

ため息をついて音楽を聴く。

なんか・・・俺ってもしかして・・・から回ってる??
もしかしなくても・・・から回ってるな。
ドラケンに相談したい・・・けどっ

三「マナルナ寝てるし・・・」

どうすっかな・・・。
電話したらでるかな・・・。

三「・・・あっ違うっ!!」

間違えてAに電話したっ
いや待て待て落ち着いて切ればっ

『なん』

三「うっ・・・あっいや・・・」

『遅くに電話すんなや・・・眠い』

三「・・・の割には出てくれるのな?」

『・・・家が静かだから』

三「そっか、初詣の話なんだけどさ」

『行かない』

三「いいだろ?行こうぜー」

『だって着物とか面倒だし・・・』

三「まあ確かに」

『着付けできない』

三「そんくらいだったらしてやるよ」

『えー・・・私服でよくね?』

三「その口ぶりだと、来てくれるんだな」

『うるせぇ!』

なんだかんだ・・・こいつ優しいところはあるよな
まあ間違えて電話したなんて言ったら一生口聞いてくれないだろうから言わねぇけど。

『つか・・・あのさ』

三「ん?」

『・・・男のフリする女って・・・どう思う』

三「男のフリする女・・・か、まあいいんじゃねぇの?生き方はそれぞれだからな」

『・・・そっか』

三「なんだよ急にそんなこと聞いて、またなんかあったか?」

『いや、聞いてみただけ』

三「なら良かった」

少し沈黙が訪れる
話さない訳にはいかない、けど話題があまりない。

三「そうだ、ちょっと自分の部屋の窓開けてみろよ」

『面倒臭い』

三「いいから」

Aの部屋の窓が開く
思わず目を見開いた。

待ってあいつ下履いてなくね!?

三「・・・ズボンはどうしたっ」

『上だけ着れば充分でしょ』

三「・・・正面見てみろ」

『正面?・・・あっ』

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林檎よりの檸檬 - 夢主ちゃん面白くてこの小説読み始めました!これからも更新楽しみにしてます!! (2021年11月7日 23時) (レス) @page16 id: 2a754f4eb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年10月15日 19時

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