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事態は急変する ページ23

秋組の舞台が終わり

そろそろ万里達が進路に悩む時期が始まり始めた頃の休日

万里は、一成に貰った資料に目を通すため、早く起きて談話室に行くと

自分が開けずとも扉が開き…

「ば、ばばば万里くん!!!」

目の前には凄く焦っているいづみと咲夜

他にも数名程今日は休みな学生組がいた

「何してんの?」

「良かった万里くん!!今呼びに行こうと思ってたんだ!!」

「俺を?」

「Aちゃんが!!」

「A?」

焦りに焦っているいづみと咲夜では、何が起こっているのか、何を話したいのか分からない

疑問符を浮かべていると、綴が出てきて説明してくれた


「Aちゃん、今日の昼の便で海外行くらしいぞ」

「……は?」

Aが?今日?

「聞いてなかったのか万里」

「いや、海外いくっつーのは聞いたけど、今日なんて、聞いてねぇ…!」

「私も今日の朝Aちゃんからお世話になりましたって電話来て、それで、今日行くって聞いたの!!」

「は!?!?A俺には何もっ!!!」

いづみ達につられて万里も焦り始める

「どうしよう!」

「どうしようって「いいから落ち着けテメェら!!」…左京さん」

3人揃ってワタワタしていたら、ソファに腕を組んで座っていた左京が雷を落とした

「おい摂津、てめぇはどうしてぇんだ」

「どうしたいって…んなもん、今から空港行くに決まってんだろ」

左京の睨みにも動じず
万里はぐっと拳を握りしめて答える

その答えに、左京がニヤリと笑った

「まだ時間はあるよ!!」

「なら話ははえぇな、おい伏見」

「はい」

「車よりバイクの方が小回りが効くだろ、お前摂津連れてってやれ」

「そのつもりでしたよ」

「臣、わりぃ…」

「気にすんな、準備してくるから外で待ってろ」

「おう!」

A、何でなんも言わねぇで行くんだ

俺はまだお前に伝えてねぇことがあんのに


ーー


「おいA」

「何?おじいちゃん」

「本当にあの坊主になんも言わねぇで良かったのか?」

「…うん、劇団の人には伝えたから」

「…そうかよ、お前がいいならいいが」

間に合え!!→←収まらない感情



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紅葉-くれは- - めっちゃいい話しだった…(;д;) (2018年3月25日 0時) (レス) id: 42f83da7c4 (このIDを非表示/違反報告)
ますみすみ(プロフ) - 一言いいですか...。最高でした!!! (2018年3月24日 23時) (レス) id: 43e6e1321d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - 続き気になります!更新頑張ってください♪ (2017年5月25日 18時) (レス) id: 00707a52c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:お嬢(眼鏡野郎) | 作成日時:2017年5月23日 19時

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