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見送りと自覚 ページ14

それからAに感想(という名のアドバイス)を貰い

稽古は終了となった

Aは、時間も時間だし帰ろうと

今は万里に送ってもらっている所だ

「悪ぃな、こんな遅くまで」

「ううん、凄く楽しかったから」

「…そっか」

満足そうに微笑むAに

万里も笑顔になる

「…私ね、こんなに家族以外の人と話して

お友達になれたの、初めてで…

すっごく、ドキドキしてる」

実はAは

稽古が終わっあと

秋組以外のメンバーとも交流し

特に高校生組とは同じ年代ということもあり、連絡先を交換したのだ

その時、皆Aの事を友達だと、言ってくれた

それが、Aにとって最高に嬉しい出来事だったという


「ん、それなら俺も強引にでも連れてきた甲斐があったわ」

「うん!万里君に出会えたお陰だね」

「いや、俺は何もしてねぇよ」

「してくれてるよ、充分」

「…おう」

「ふふ、万里君、声でもわかるよ

…照れてるでしょ」

「照れてねぇよバーカ!」

「アハハ!」

ーー

楽しく万里と話しながら

あっという間に家の前までついた


「じゃあな」

「うん、寮に着いたらまた連絡してね」

「おかんかよ」

「ふふふ、じゃあね

送ってくれてありがとう」

そう言って手を振り

Aが家のドアを締めるまで

万里は見送った

そして、それをちゃんと確認した後

自分も寮への道を歩いた


「…」


少し暑くなってきた気候の外を

軽い足取りで歩く

思い出すのは

Aの笑顔ばかり

「…あーやべぇ、まじで」

万里は少し赤くなる頬を暑さのせいにして

歩く

「(俺、やっぱ

Aが好きなんだわ…)」

恋をしています→←君に決めた



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紅葉-くれは- - めっちゃいい話しだった…(;д;) (2018年3月25日 0時) (レス) id: 42f83da7c4 (このIDを非表示/違反報告)
ますみすみ(プロフ) - 一言いいですか...。最高でした!!! (2018年3月24日 23時) (レス) id: 43e6e1321d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - 続き気になります!更新頑張ってください♪ (2017年5月25日 18時) (レス) id: 00707a52c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:お嬢(眼鏡野郎) | 作成日時:2017年5月23日 19時

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