呪いの王の器は最恐の忍【壱】

60話 ページ37

ナルトに弁当を食べさせた瞬間、4人の目の前で大きな音と同時に砂煙があがる




カカ「お前らあああああ！！！！」



サス「！」


ナル「うわぁああ！！」


サク「きゃああああ！！」


『(うるせぇ…)』←







カカ「ごーかっく♡」




サク「え………？」


ナル「は？」


サス「…………」


『(言い方キモっ)』←



サク「合格？！なんで？！」


カカ「お前らが初めてだ」


サク「え？」

ナル「？」


カカ「今までの奴らは、素直にオレの言うことを聞くだけのボンクラどもばかりだったからな」



カカ「忍者は裏の裏を読むべし。忍者の世界でルールや掟を破る奴は、クズ呼ばわりされる」



カカ「……けどな！」





カカ「仲間を大切にしない奴は、それ以上のクズだ」




サク「アハ……！」


サス「フン…」


ナル「(なんか……なんか………カッコイイ…！！)」



カカ「これにて演習終わり！全員合格！！」


カカ「よォーしィ！第7班は明日より、任務開始だァ！！！！」




ナル「やったああってばよォ！！！オレ、忍者！忍者！忍者！！！」



カカ「さて、帰るぞ」


と、ナルトを置き去りにして4人は帰っていく




ナル「って！どーせこんなオチだと思ったってばよォ！縄ほどけェーーーーー！！」←



………



楓は、皆と別れたあと"初代火影"の墓の前に来た



『柱間……マダラ……』



『未来の忍界で、ようやく下忍になることができたよ……』



『今、この世には柱間はいない……だから』





『忍界"最恐"の忍・五条 楓！！柱間の代わりに、"最強"になってやるからな！！！！！』



『空から見守ってろよーー！！大活躍してやっからー！！！！』




――今日から五条 楓改め……伏黒 楓の新しい物語が始まる――

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