呪いの王の器は最恐の忍【壱】

57話 ページ34

カカ「お前ら…忍者なめてんのか？あ？」

カカ「何の為に班ごとのチームに分けて、演習やってると思ってる」


サク「え？どーゆーこと？」


カカ「つまり……お前らはこの試験の答えをまるで理解していない……」


ナル「こたえ……？」


カカ「そうだ。この試験の合否を判断する答えだ。楓はこの答えに気づいていた、それに加えオレからスズを取った。だから合格したんだ」


サク「楓は分かってた……？それにスズを取った…？！」

『v(・∀・*)ﾌﾞｲ』←



そしてついにナルトがキレる


ナル「あーーもーーー！だから答えって何なんだってばよォ？！」


カカ「楓。言ってやれ」

『ウィ〜』



『この試験の答え。それは………





"チームワーク"』


「「「！！」」」


カカ「3人でくれば…スズを取れたかもな」

『ま、私一人でも取れたけど〜』←ウザァ…


サク「(ってちょっと待って！)」


サク「なんでスズ2つしかないのにチームワークなわけェ？4人で必死にスズ取ったとして、一人我慢しなきゃなんないなんて……チームワークどころか仲間割れよ！」


『はぁ？仲間割れェ？そんなん当たり前だろ』

『だってこれ、わざと(・・・)仲間割れするように仕組んだ試験なんだから』


ナル「え？！」


『この仕組まれた試験内容の状況下でもなお、自分の利害に関係なくチームワークを優先できる者を選抜するのが目的だった……』



『そーでしょ？センセ』


カカ「その通り」


カカ「それなのにお前らときたら………」

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