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テミンは携帯を携帯しない主義だからよく私の携帯を使う。
だからテミン宛の連絡もよく私に来るわけだから、そういうのかなぁと思って貸すと
テミン「あーーーー。やっぱりねぇ」
A「え？」
テミンは私の肩に頭をｺﾃﾝと載せると携帯画面を見せてくる。
なんだ？
そう思って見ると
A「へ？」
テミン「不器用ビョン上官なりの精一杯のお呼び出し言葉じゃない？」
A「これのどこが！？」
テミン「『薬買ってマンションに来い。１人で。』って１人でっていうのが面白いよねー。」
A「は？は？」
テミン「いいから行くよ。行かないと後悔するよ。送ってくから。」
テミンはそう言うと、私にテミンのジャンバーを適当に着させてヘルメットまで着けて。
い、嫌だ。
今ビョン上官と会いたくない。
そう思って動けずにいた体。
だけどテミンの「行かないと後悔するよ。」って言葉だけが妙に自分の頭を支配して。
ええい、いいや。
行こう。
私だって謝らないといけないもん、ね。
そうだ。
そういう理由にしよう。
今はなぜか、会いたい。
喧嘩したらそれまで。
それでいい。
バイクの鍵を人差し指でｸﾙｸﾙ回してるテミンに声を掛ける。
A「て、テミン。行く。行くけど1つ寄ってほしい所があるの＿＿＿＿」
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マンションの前で降ろしてもらうとテミンは笑って「僕帰るから。……必要ないと思うけど、もし迎え必要になったら連絡して」とだけ言った。
なによ、どうせ携帯見ないくせに。
そんな風に思いつつ、緊張しながらビョン上官の部屋番号を押す。
ピンポーーーン、という少し間抜けな音の少し後
ベク『はぁい………………A！？』
大きい声が聞こえる。
A「あ、あの薬持ってきました。それから、」
ベク『こんな夜中に１人で危ないだろ！今そっち行くからそこにいろ！』
A「え？え！？」
ベク『俺そっちに行くか……ｺﾞﾎｯ』
A「いや、ビョン上官家に居てくだ、」
ﾌﾞﾁｯ
切れた音。
家、そんな入れたくないってことかな？
そう思うと少し泣きそうになって。
さっき買ってきた“ある袋”を持ち直して俯いて色々つらりつらりと考えていた時だった。
ベク「A！」
聞こえた声と開く扉。
顔を上げたのとそれはほぼ同時だった。
ベク「こんな冷えて……大丈夫か？」
両頬を包む手。
いつもより息が切れてるビョン上官がそこに立っていた。
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まゅら☆(プロフ) - 本当に大好きなお話なので続きが読みたいです…よろしくお願いします(>_<) (2019年8月30日 3時) (
レス) id: ee5d4b56cf (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説大好きなので更新お願いします (2019年4月15日 6時) (レス) id: 312093fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ジミン党(プロフ) - もおおおおおおう！大好きだから更新して欲しいいいいいい今までで一番小説でこんな笑いましたw更新お願いしたい。 (2019年1月8日 0時) (レス) id: 8cd546efbf (このIDを非表示/違反報告)
黒糖とオレンジ(プロフ) - 続きめっちゃ気になってます！ 更新お願いします！！！！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年11月7日 20時) (レス) id: f2411662d9 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - このお話、ホントにホントに大好きです!!!! 図々しいかも知れませんが、続きがとても読みたいです!!!! 更新お願いしますm(_ _)m (2018年10月9日 1時) (レス) id: cb99672434 (このIDを非表示/違反報告)
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