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再びAと乗り込んだ車。
隣でAがシートベルトをしたのを確認してから、ゆっくりとアクセルを踏み込む。
ベク「何食いたい？」
A「えぇ！？本当に行くんですか！？」
ベク「予定あるの？」
A「ないですけど」
ベク「けど？」
A「I haven't money」
ベク「奢るって言ってんだろバカ。
お前の研修給なんて知ってるし、だいたい俺はお前より沢山稼いでるっつーの。」
俺がそう言うと、Aは「じゃあいいんですか？」と一言。
A「あのビョン上官が奢るとか明日は雨ですかね？」
ベク「お前の中で俺はどんなキャラだよ」
A「鬼上官」
ベク「仕事中は、な」
A「じゃあ仕事じゃない時は違うんですか？」
ベク「うん。鬼優しくなる。」
A「はい？」
チャニョルの言う通り今はもう仕事は終わったんだ。
ねぇ、一旦上司として接するの辞めてもいい？
ベク「A」
A「えぇ！？！？」
驚いた顔のA。
身を乗り出して俺の顔を覗き込んでくる。
ベク「なんだよ」
A「い、今名前！呼び捨て！！
今までクソガキとかお前とかしか言ってなかったのになんで！？」
ベク「もう今日の仕事は終わってるから、クソガキなんて呼ばねぇよ。」
A「え？残業は？」
ベク「ねぇよ。嫌なの？名前で呼ばれんの」
A「だ、大丈夫です……」
Aは体を元に戻すと、なぜかブランケットを目元が隠れるくらい上まであげる。
なんだその反応。
可愛いな。
ベク「で、Aは何食べたいの？」
A「な、なんでもいいです。ビョン上官のおすすめありますか？」
ベク「それ嫌なんだけど」
A「な、なにがですか！？」
ベク「もう就業時間外なんだからビョン上官って呼ばないで」
俺の発言に「えぇ……じゃあビョンさん？」なんて言うA。
ううん……ビョンさんはちょっと距離あるな。
ベク「……ベッキョンさん。」
A「え！？下の名！？」
ベク「ほら、言ってみて」
A「えぇ？」
赤信号で止まったのでAを見る。
Aは「うーん……」なんてたじろぎながらも最終的には
A「べ、ベッキョンさん……？」
ベク「……」
停止信号の色が赤で良かった。
じゃないと顔が赤いのがバレるから。
一瞬「やべぇ新婚さんみたい」なんて思ってしまった中学生以下の脳みそを張り倒したいって切実に思った。
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まゅら☆(プロフ) - 本当に大好きなお話なので続きが読みたいです…よろしくお願いします(>_<) (2019年8月30日 3時) (
レス) id: ee5d4b56cf (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説大好きなので更新お願いします (2019年4月15日 6時) (レス) id: 312093fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ジミン党(プロフ) - もおおおおおおう！大好きだから更新して欲しいいいいいい今までで一番小説でこんな笑いましたw更新お願いしたい。 (2019年1月8日 0時) (レス) id: 8cd546efbf (このIDを非表示/違反報告)
黒糖とオレンジ(プロフ) - 続きめっちゃ気になってます！ 更新お願いします！！！！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年11月7日 20時) (レス) id: f2411662d9 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - このお話、ホントにホントに大好きです!!!! 図々しいかも知れませんが、続きがとても読みたいです!!!! 更新お願いしますm(_ _)m (2018年10月9日 1時) (レス) id: cb99672434 (このIDを非表示/違反報告)
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