エイトさんの体調不良part24 (ページ37)

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丸山side

放送開始直前までトイレに篭ってた割に、始まってからはそこそこ楽しそうにしとった大倉。

けど、亮ちゃんたちが戻ってきたくらいからだんだん顔色が悪くなっていって、何度も深呼吸してて。

そろそろ、声掛けてあげた方がええかな…

そう思って横を見たら、ちょうど大倉と目が合って。

「お腹、しんどくなってきてもうた？タイミング見てトイレ行ってみる？」ｺｿｯ

「…ｯ…まるちゃ、、あかん…きもちわるぃっ……」

「…ええっ！？」

…ぁっ！！

しまった、つい大声出してもうた(汗)

えっと、どうフォローすれば…

「おいマル、いきなり大声出してどうしてん(笑)」

…ぁ、信ちゃんにも突っ込まれてもうた…

…えっと……

「ヒナ、聞いてや！マルな、ズボンの前と後ろ逆に履いとんねん！」

焦ってもうてどうにもできずにいたら、渋やんがフォロー入れてくれて。

ありがとうって意味で渋やんを見ながら、必死に考えて思いついたんが、

「しゃあないやんか、始まる前ちょっと忙しかったんやもん…けど、気づいてもうたらなんか変な感じやから履き替えたい…大倉、一緒に着いてきてくれへん？？」

この流れに乗って、ちょっと無理矢理やけど大倉を連れ出す方法。

大倉も、しんどいながらも理解してくれたみたいで、

「も～、しゃあないなぁ。ほな、俺とマルちゃん、ちょっと抜けるなー。」

って、頑張って返してくれた。

そのままみんなにやいやい言われながらスタジオ出て、トイレに向かい始めたんやけど、

「…待ってｯ……ぅっ…も、むりっ……」

「ん、よう頑張ったな。ほな、ここ出してまおうか。」ｻｽｻｽ

「…んｯｯ…おえぇっ…ｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎﾞｯｯ…ぅぇっ……ﾊｧｯ…ｯｯ……」

「大丈夫大丈夫、ゆっくりでええよ。」

廊下に出たところで大倉が限界っぽかったから、念の為持ってたエチケット袋を渡してあげて。

焦ると余計にしんどいやろうから、なるべく落ち着けるようにゆっくり背中さすってみて、大丈夫やでってたくさん言って。

戻る時に、ズボン直すついでにトイレ行ってましたとか言えば10分くらいは大丈夫やろうから、それまでにちょっと落ち着けるとええんやけど…