エイトさんの体調不良part24 (ページ32)

今日:24 hit、昨日:30 hit、合計:110,479 hit

7 ページ32

村上side

しばらく眠って、目が覚めたら、ちょうど、ぐてっとしたすばるが大倉に抱えられてリビングに戻ってくるところやった。

さっきまでは身体だるかったけど、寝たら治った気ぃする。

これなら大倉のこと手伝えそうやから、大倉がすばるを寝かせるんを見届けて、一段落ついたっぽいところで、

「…なぁ、大倉。」

「うわぁっ！びっくりした…村上くん、起きとったん！？驚かせんといてよ～。で、調子どう？」

別に驚かせるつもりはなかったんやけど…

「お陰様で、だいぶええわ。多分もう熱ないで？」

「…ほんまに？？さすがにそれは早すぎるやろ…けどまぁ、一応熱測っとく？」

なぜか疑いの目を向けてくる大倉から体温計受け取って熱測れば、

「…ほれ、36.1℃や。しんどいとこもないし、この後は手伝うわ。」

「…うわ、ほんまや…村上くん、どういう身体しとるん？インフルって言われてまだ数時間やで！？やっぱ人間とは身体のつくりがちゃうねんなぁ…」

…なんや、俺めっちゃ失礼なこと言われてへん？？

「まぁ、熱下がったならよかったわ。けど、インフルって治りかけに無理するとまた熱上がるから、今はまだ大人しくしといた方がええよ。今のとこ、みんな寝てるから俺忙しくないし。」

「…んー、そうなん？ほな、まだ大人しくはしとるけど…手ぇ必要になったら教えてな。」

元気なのに寝てるなんて時間がもったいない！と思うけど、これで大倉の言うこと聞かずにぶり返してもうたら嫌やしな。

とりあえず、みんなが寝とるうちは大人しくしとこ。