[Fischer's] 希望の光 短編集 Part.9

君の名は ページ8

A side

A「今日は、家事やって、会議出て、撮影して、編集して…やることいっぱいだぁ」

ひなを学校に送り出して、奏陽を預けて、家に帰ってきた

さぁ、荷物を持って事務所に向かおうとして扉を開けると…

A･シルク「痛っ……」

シルクがコンビニから帰ってきた瞬間にぶつかった

シルク「A、大丈夫か？」

A「…うん…だいじょう…ぶ…」

A･シルク「…はぁ？！入れ替わってる？！」

…いきなりすぎて君の名はみたいなこと言っちゃったよ…

シルク「ちょっ…はっ…マジかw」

A「いや、何笑ってんのよ」

シルク「驚き越えたら笑いしか出ねぇw 俺の顔が目の前にあるw」

A「そんな爆笑してる場合じゃないでしょーが！」

…どうする…え、本当にどうしたらいい…会議…シルクに代わりに行ってもらう

シルク「…柔けぇな…」

A「…変なとこ触ってんじゃない！バカ！」

シルク「え？w いや、いつも触ってんじゃんw」

A「なに呑気なことしてんのよ！これから会議あるんだよ？シルク行ってくれるの？」

シルク「…行ってもいいけどさ…逆にいいの？俺いなくて」

A「どういうこと？」

シルク「俺は別にいいけど…トイレとか」

A「…ぎゃぁぁ！行かないで！離れないで！傍にいて！」

シルク「ふはw なんか俺の声だから変な感じw」

急いで事務所に体調不良で行けなくなったと電話して延期してもらった

A「さてさて…どうやったら戻るの？私がシルクとか、撮影困るじゃん」

シルク「俺も困るよなぁ…Aみたいな動き出来ねぇし」

A「…もう1回ぶつかってみる？」

シルク「典型的だなw」

A「それしか方法ないじゃん！」

シルク「それか、このまま動画撮ってみる？まじで面白いじゃんw」

A「…面白いかも…って、そんなところでYouTuber根性出してこないでw」

シルク「ネットニュースになるなw」

A「一瞬でねw」

シルク「それもそれで…w」

A「こらw」

シルク「じゃあ、もう1回やってみるか」

A「中途半端はダメだからね？」

互いに離れるため、この部屋から出ようとすると

ンダホ「シルクー」

A･シルク「痛っ？！」

ダホちゃんが扉を開けたため、互いを守ろうとし倒れた

ンダホ「だ、大丈夫！？」

A･シルク「…戻ってる！！」

シルク「まじ、ダホ、神」

A「今日は好きな物作ってあげる！！」

ダホちゃんが神になった日だった
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きぬたみさん
リクエストありがとうございました！

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