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続 もしもシリーズ ページ7

シルク side

あの後、Aに俺のパーカーを羽織らせて家に帰ってきた

俺の部屋に帰るとメンバーがいた

マサイ「どこ行ってたんだよ、鍵開けっ放しで…」

モトキ「危ないで…しょ…」

シルク「…ごめ…」

ンダホ「…A…ちゃん…」

A「…ん…」

シルク「A、俺の部屋で休もっか」

Aは「心は奪われてない」って言ってるけど、精神的にやられてる

当たり前だよな…

Aを風呂に入らせて、着替えさせて休ませた

その間にメンバーに話せる範囲で報告した

当たり前に全員怒り狂ってて、犯人が誰なのか分かってるから逮捕してもらうように動こうとしたけど…

ンダホ「?!…はぁ? こいつ、ふざけんな!!」

あの穏やかなダホが声を荒らげた

マサイ「どうした?」

ンダホ「あいつ…この世からいなくなった」

ダホがTwitterを見せてくれて、それを覗くと車で事故って炎上、そのまま…

シルク「くそっ!!」

モトキ「本当にありえない…」

深い傷を与えられて、それをどうすることもなく終わってしまったのかよ…

このモヤモヤした気持ちを抱えながら何ヶ月も過ぎた

その間もAは「大丈夫、私はシルクだけのものだから」と言って、自分をかろうじて保ってる

そんなある日、Aが体調不良を訴えて病院に行った

その結果を聞こうとしてる最中だ

A「…あの…ね…」

シルク「どっか悪かったのか?それならすぐに」

A「違うの…あの…」

シルク「ん?」

A「…子供が…」

シルク「こども?…ま、まさか…」

A「…ごめん…ごめんなさい」

そう、あの店長の子供がAのお腹の中に出来た

A「…すぐに薬飲んだのに…なんで…」

シルク「…」

A「あの人のことなんて…あの時のことなんて忘れたいのに…」

シルク「A…」

A「産みたくない…けど、もう命がここに…それを捨てるなんて…私には出来ないっ!」

シルク「…A…辛いけど…産もう」

A「?!…でも…」

シルク「いつか本当のことを説明しなきゃいけない時が必ず来る。けど、俺はこの子の父親になる。絶対に幸せにしてみせる。もちろんAも。」

A「…シルク…」

シルク「俺とAのところに産まれてきたってことは何かの巡り合わせなんだよ。その巡り合わせを俺は壊したくねぇ。本当の子供のように、いや、俺らの子供として育てよう」

A「…うん」

どんな子供でも俺らは絶対に幸せにする。そう誓った。
- - - -
りんさん
リクエストありがとうございました!

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作品ジャンル:タレント
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canty(プロフ) - あ〜ちゃんさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします(´˘`*) (2019年8月23日 22時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
あ〜ちゃん - 初めて読みました。とても面白かったです (2019年8月23日 22時) (携帯から) (レス) id: bdf5a50f71 (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - とーん。さん» ありがとうございます!こちらこそ、これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年6月8日 23時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - 和世さん» リクエストありがとうございます!書かせていただきますね(´˘`*) (2019年6月8日 23時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
とーん。 - 移行おめでとうございます!これからも楽しみにしてます!またリクエストしたいなぁと思っているのでよろしくお願いします!! (2019年6月8日 22時) (レス) id: 757f99b46b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:canty | 作成日時:2019年4月30日 21時

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