[Fischer's] 希望の光 短編集 Part.9

麻袋対決 �� ページ38

シルク side

マサイ「うわ…あの時とちげーよw」

ザカオ「だって、あれから歳とってるしw」

マサイ「ビデオ撮られてると思うと…w」

シルク「え？！撮ってんの？」

マサイ「A、見てみろよw」

待ってる場所からAを探すと、メンバーの奥さん同士で集まって、今撮ったビデオを見ていた

ペケ「やばw」

シルク「…完全に失敗出来ねーよw」

審判「それでは、位置について…よーいドン！」

マサイとザカオが走り出した

マサイ…姿勢綺麗だなw

ザカオは…え、あの時より早くなってね？w

やっぱ、ずっと体動かしてるからか？w

順位は、ザカオ、マサイ

マサイ「え、ザカオに負けたんだけどw」

ザカオ「前より早くなった気がする！」

マサイ「確実に早いよw」

さぁ…次は俺たちの番か…

ペケ「シルクに負けたくないんだけどw」

シルク「俺も同じだわw」

ひなも奏陽もAも見てるし、ビデオで撮られてると思うと、カッコ悪いとかなんて見せられない

審判「それでは、最後のレースです！位置について…よーいドン！」

俺たちは一斉に走り出した

麻袋に入って飛んだところで分かった

…あ、これ、思ってたよりヤバい…

あの時より歳とってて、気持ちと体がついていかねぇw

これは、世の中のお父さん達、失敗するわ…

陽菜「パパー！」

A「シルクー！」

奏陽「パパ！」

3人の声が聞こえて、最後の力を振り絞った

そして…1番にゴールテープを切った

ペケ「やっぱ、シルク早いw」

マサイ「お前、あの時とあんま変わってねーじゃんw」

ンダホがタイムを計ってくれてたみたいで、見せてもらうと

シルク「おー、15秒w」

ダーマ「伝説じゃねーじゃんw」

シルク「いや、だからそれはやべーってw」

全員揃って退場門まで行くと

A「お疲れ様！」

シルク「応援ありがとうなw」

A「全員、ちゃんと撮っておいたから、帰ったらみんなで見ようね！」

ンダホ「なんで撮ってたのー、恥ずかしいじゃんw」

A「え？そんなの、あの時と比べるためだよ！w これからもアスレチックとか行くんだから、ダメだったら筋トレとかしなきゃねw」

でも、あの時に１回やってて良かった

下手な姿を子どもに見せなくねーしw

来年のために練習しとかなきゃな…w
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まゆさん
リクエストありがとうございました！

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