3日目�� ページ28
(首を括って……死んじまった……！)
……誰が……？
(一生あなたを守ります)
……あれは…………？
(……井戸に毒を……恋雪ちゃんも殺された……)
……これは……夢……？
(守ると約束したのに……！)
…………猗窩座……？
(どうでもいい……もう全てが……)
……猗窩座……！
待って、猗窩座！待って！そっちに行ったら……!!
ドォン！ドォン！ドォン！
｢なっ?!なに?!｣
突然部屋が揺れるような爆音が響いた
イライラして猗窩座が壁でも殴った?!?!
慌てて猗窩座の姿を探すが見当たらない
あれ……昨日は確かあそこにいたのに
猗窩座｢何を探している｣
｢ヒャアッ!!｣
真横から声がした
驚きすぎて飛び退りそうになった私の腕を
猗窩座がガシッと掴む
｢お、おおおはよう猗窩座｣
猗窩座｢寝過ぎだ｣
｢というかいつからそこに?!寝顔覗くの趣味なの?!｣
昨日｢近づきすぎた｣とか言ってませんでした?!
今日も近いんですけど!!
慌てて距離を取ろうとしたら、掴まれた腕を引っ張られてしまって動けない
なんなんだ!!
言う事やる事ごちゃごちゃで訳が分からない！
猗窩座｢お前が｣
｢私っ?!何もしてないよ！｣
猗窩座｢Aが｣
焦る私を落ち着かせるように
猗窩座が静かな声で名前を呼んだ
立ったまま猗窩座を見つめる私の腕を
優しく引いて座らせる
猗窩座｢……Aが、俺の名前を呼んだ｣
私が……猗窩座を……？
猗窩座｢待って、と。俺を引き留めるように名前を呼んだんだ｣
猗窩座｢何故、俺の名前を呼んだ？｣
｢何故と言われても……｣
呼んだ……かな？
あ、呼んだ気がする……
そうだ、呼んだ。
猗窩座が行ってしまいそうだったから。
そっちに行ったら戻れないから。
｢夢に……猗窩座が出てきた｣
猗窩座｢夢？｣
｢でも、猗窩座だけど猗窩座じゃなかった。あれは普通の人だった。なんで猗窩座だと思ったんだろう……｣
ピクリと猗窩座の眉が動く
｢誰かが死んだって。約束したのに守れなかったって。泣いていたのは猗窩座によく似た男の人……って痛いっ!!!｣
話しの途中で猗窩座が突然私を押し倒した
頭を強かに打ち付けて目がチカチカする
何度か瞬きをして視界がはっきりしてくると
目の前は猗窩座
猗窩座の後ろに天井
何コレどういう状況ですか
｢……この体勢はちょっとどうなんでしょう……｣
猗窩座｢お前は本当に……他人の心に入り込むのが上手いな｣
｢は？意味が分かりませ、んっっっちょっと待って!!｣
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ゆあな(プロフ) - てふてふさん» てふてふさん(^^)コメントありがとうございます！私も無限列車編を見て鬼滅熱が再び燃えております(｀･ω･´)読んでいただけて嬉しいです(*^^*) (2021年9月27日 19時) (
レス) id: c561953436 (このIDを非表示/違反報告)
てふてふ - 完結から時間が経ってからのコメントで申し訳ないですが、無限列車編TV放送で再燃して読ませていただきました！ぽろっと涙が溢れるストーリーと、裏シーンはどきどきが止まらず本当に腰が砕けそうでした……！続編含め、素敵な作品をありがとうございました！ (2021年9月27日 14時) (レス) id: 2bb0e08beb (このIDを非表示/違反報告)
ゆあな(プロフ) - まりも。さん» まりも。さん(*^^*)なんて嬉しいお言葉…涙出るくらい嬉しいです！ありがとうございます(T^T) (2021年2月24日 19時) (レス) id: 728d21b7e2 (このIDを非表示/違反報告)
まりも。(プロフ) - もう何度こちらの作品を読んだことでしょう。大好きが止まりません(作品も猗窩座も) (2021年2月24日 13時) (レス) id: 1dc894a7c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあな(プロフ) - まゆまゆさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も猗窩座大好きなので、ホントに私の欲望と願望を詰め込みました(笑)現実になってほしい…(o´艸`) (2021年1月27日 12時) (レス) id: 728d21b7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあな | 作成日時：2021年1月11日 20時
