寒い朝 * 02 ページ10
「失礼なことを、本当にすみません!」
勢いよく深々と頭を下げる私に"シルク"と呼ばれた彼が話しかける。
シ「あ、全然大丈夫なんで、気にしないで下さい!事実ですし!」
笑いながらそう言ってくれて、少し気が楽になる。そして今度は彼が何かを思い出したように私に向かって話しかけてくる。
シ「あ!!モトキ達か言ってた鍵なくしたAちゃんって、もしかして!」
「あ、はい、私です」
恥ずかしい覚えられ方をしてたのは、こちらも一緒らしい。照れ笑いながら返事をすると部屋の方から声がした。
マ「え、Aちゃん居んの?すげー朝早いじゃん!」
今度こそマサイくんだ。
挨拶をしてこの間のお礼を伝える。・・・お礼?
「あっ!!!お礼!!中々タイミングなくてお礼何も出来ないままでごめんなさい!近々空いてる時間とかあるかな?」
そんなのいいのに、と言うマサイくんに、迷惑かけたので!と伝えるとモトキくんがだったら、と口を開く。
モ「だったら今日は?俺ら夕方くらいには帰るし、メンバーもザカオ居ないけど、それ以外は今日の撮影で集まるから紹介できそうだし!」
「そんな急にいいの?」
シ「Aさんの仕事終わったら、マサイの家に来て下さい!」
シルクさんがそう笑顔を向けてくれて、じゃぁ、そうさせて貰います、と笑顔で返事した。
集まるのは7人中6人らしい。
大体何時くらいに仕事が終わるかを伝えると、その時間以降なら好きな時間に来て大丈夫とのことだった。
ふと時計を見と結構時間が経っていて自分が仕事な事を思い出す。
「あっ、電車!!ごめんなさい、じゃぁ夜に!お仕事頑張ってねー!」
そう伝えると、急いで駅まで向かった。
シルクさんも凄く優しい人だったな、あと4人もきっと優しい人達なんだろうな。
そんな事を考えながら、電車に乗り込み、気合いをいれた。
さて、今日も頑張って作りますか。
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めいみ(プロフ) - Chさん» 嬉しいコメントありがとうございます(*´ω`*)初めて書いたフィッシャーズの夢小説なので、そういって頂けると本当に嬉しいです♪短編もあるのでよろしければそちらもご覧下さい♪♪コメントありがとうございました! (2019年9月6日 19時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
Ch(プロフ) - 前途多難な恋だから、めちゃくちゃツボですーーー!!!最高すぎて何て感想を述べたらいいかわからないので、めちゃくちゃ好きですとだけ!言わせてください! (2019年9月6日 19時) (レス) id: 14fa37869b (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - そいさん» そいさん、コメントありがとうございます!好きだなんて、ニヤニヤしちゃいます(笑)こんなお話でも読んで頂けて楽しんで頂けているのであれば、本当に嬉しいです(つд;*)仕事終わり次第今日中更新できると思うので、今しばらくお待ち下さい♪ (2018年12月12日 17時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
そい(プロフ) - あの 好きです(語彙力喪失 展開が私好みすぎて……めっちゃ焦れったいけどもっと焦らしてくれなんてMっ気のあるようなこと考えながら更新があるたびに最初から読み直してます笑笑 (2018年12月11日 22時) (レス) id: 251e5350d1 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - 自然(??ω??)?さん» ありがとうございます!!そしてご指摘まで(つд;*)めっちゃ恥ずかしい間違いしてますね、私(笑)地味に訂正していきます!一応半分は終わりました!また何かあったら是非教えて下さい(つд;*) (2018年12月3日 17時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:meimi | 作成日時:2018年11月6日 23時