23話 ページ24
それからの時間は飛ぶようにすぎていった
俺も涼星も学校を休んで、一緒に過ごした
残された時間を一緒に楽しんだ
一緒に笑った
あと何分かで俺は全部忘れる
大丈夫、涼星に関する思い出はまだ・・・
あれ?
俺って何で涼星と会えたんだっけ
頭が痛い
榛原「涼星っ・・・!」
涼星はほんの少し潤んだ瞳で、精一杯微笑んで、俺を抱きしめた
激しい頭痛
思い出そうとしても、手からすり抜けていくように、落ちていく
涙と一緒に、落ちていく
もうさっきまで、何をしてたのか、思い出せない
榛原「涼星・・・愛してるよ・・!」
目の前で、ないて、笑ってるこの人は誰
俺、はこの人を知ってた
何で思い出せないの?きっと大事な人だったはず
なんで、なんで
・・・・なんでこんなに苦しいの?
なんで、目の前の人は悲しそうな顔を、してるの?
頭が、いたい
割れそうだ
意識が遠くなる
次に目が覚めたときには、この人はいるのかな
・・・きっといてくれる
だから、安心して、眠れる
深海「A・・・今度会うときは、また最初からだな」
うん
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大草原ぴえん丸 - すごい良いですね!(数年前の作品にすみません!) (8月17日 21時) (レス) @page2 id: 8e4784552b (このIDを非表示/違反報告)
なめこ好き - メッチャ私のお気に入りになりました!(*^^*)頑張ってください! (2018年9月17日 20時) (レス) id: 2f8ccb0650 (このIDを非表示/違反報告)
ダダ - このお話大好きです。続き楽しみに待っています。 (2017年6月7日 19時) (レス) id: 3e11cade8a (このIDを非表示/違反報告)
レン - 続き、楽しみにしてますね♪更新頑張ってください! (2017年5月24日 9時) (レス) id: b50ec71b84 (このIDを非表示/違反報告)
るな - のんちゃんさん» 良いですよね!特別感が生まれる笑 (2017年3月5日 19時) (レス) id: 778efceaa7 (このIDを非表示/違反報告)
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