41、俺と病院 ページ41
『確か優月が...直接圧迫止血法するんだよな、こーゆーとき。
それで包帯巻いて......
...よし。病院、行くぞ。』
場地「っ...」
千冬「！！俺もついていきます！！」
『ん、頼む』
タケミチ「俺も...！！」
『いや、止血したらお前は残れ。』
タケミチ「！！なんで！！」
場地「...っタケミチ...」
タケミチ「！場地くん！！」
場地「...マイキーを...東卍...を...たのむ...」
『...だとさ』
タケミチ「でも、俺が残ってもなんもできないよ！！
だったら、A兄がいたほうが...！！」
『ばーか。なんもできないわけねーだろ。
.........頼んだからな。』
タケミチ「！！っ......
......うん！！」
『よし、良い子。おい千冬、足持って』
千冬「え？足？」
『はよ持て。おらっ。』
場地「......うわ、この姿勢だっせぇ」
『あん？文句言うな怪我人。おんぶくらい我慢しろ』
千冬「すいません場地さんっ...！！」
『(車...タクシーは当てにならん。
優月んとこが近くだな...)』
prrrr...
プツッ
優月《はーいもしもし〜？ってあれ？今日抗争じゃなかった？》
『優月、大量出血人一名。......思ったよりヤバかった。
集中治療室開けとけよ。』
優月《...近くだね。救急車に乗らせる。それまで背負ってね。
キツくない持ち方をして。おなかは包帯で止めたよね？
すぐ行くから待ってて。》
『おん。』
『...おい場地。生きてるよな？』
場地「...なあ、お前さ。昔俺と会ったこと、覚えてるか？」
『はあ？何言って...』
場地「ケースケ。そういっても...分からねえか？」
『.........け、いすけ？』
場地「お前、はさ...優しすぎる...んだよ...
なんで...あん時も...かばっちゃうかなあ...」
『......ぅえ...』
場地「んっと...あの時から変わってなかった......な......」
『っ、千冬、走んぞ！！』
千冬「ぅ、はい！！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
千冬side
約２時間。
手術中は光ったままだ。
千冬「......ば......ばじさ......」
『......千冬、泣くな。まだ決まってない』
千冬「っ！！！っざけんな、んなこと出来るわけ...！！！」
＿＿＿＿あ。
そういうアンタだって、上向いてんじゃねぇか。
口元、つぐんでんじゃねぇか。
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こーひー(プロフ) - ラウトさん» わああ！！ありがとうございます！！ (2021年9月11日 12時) (
レス) id: 11a6e966e4 (このIDを非表示/違反報告)
ラウト - お兄さんのブラコンぶりが最高ですね!!めっちゃ面白かったです!!!更新頑張ってください!!! (2021年9月10日 17時) (レス) id: 698653cd83 (このIDを非表示/違反報告)
こーひー(プロフ) - Mさん» それ...作者渾身の凡ミスですね...即直します...指摘してくれるとほんと有難いですすいません...！ (2021年9月5日 15時) (レス) id: 046fecff9d (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 武道兄のブラコン具合が面白かったです！更新楽しみにしています。ただ、おそらくこの時代（12年前）にはスマホがなかったと思うので、12話の半間くんとの会話で、スマホが出てくるのは少しおかしいような気がします....。 (2021年9月1日 16時) (レス) id: a859a67da2 (このIDを非表示/違反報告)
こーひー(プロフ) - おいさん» そう思ってくれてとっても嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2021年8月24日 9時) (レス) id: 046fecff9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こーひー | 作成日時：2021年8月20日 15時
