探偵社の少女 【文スト】【名探偵コナン】

5話 ページ6

.


少年にすごく押されながら、仕方なく席に着く。



「ご注文は？」


そう言って聞いてくる、顔がくろめのイケメン店員さん。


『ねえ、少年。オススメは？』

「へ？」

『ここに連れてきたってことは、何かしら美味しいものあるんでしょう？』


「あ、あぁ、うん。ハムサンドが人気だよ。」


なんで急に慌ててるの？この子。


『じゃあ、ハムサンドにコーヒー、それとオレンジジュースを一つずつ』


「かしこまりました」



そう言っておくに下がる店員さん。



『あぁ、そうそう。君、名前は？』


「僕は江戸川コナン、小学一年生だよ。お姉さんは？」


『江戸川？』


乱歩さんの親戚…な訳ないか。


『私の名前は、一条、一条Aだよ。よろしく、コナンくん』


わたし的には、よろしくしたくないけど。

子供の扱い苦手なんだよなぁ


「お待たせしました。」


そう言って机に置いて行く。


『はい。オレンジジュースでよかった？』


「え？A姉さんが飲むんじゃないの？」


私はそんなに飲まないよ。


「ありがとう！」



と言いながら、こちらのほうをチラチラと見てくる。



この子ほんとに小学生？



そんな疑問が私の頭をよぎる。



.

6話→←4話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す