探偵社の少女 【文スト】【名探偵コナン】

44話 ページ45

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見間違えるはずがない。




何度となくみてきたあの傷痕。






「何を言ってるんだ君は！」






冗談としか思われてないのだろう。凄い勢いで怒られる。




「まぁまぁ、君、どうしてそう思ったんだい？」





そうして出てきたのは、少し小太りした人。




『あの傷痕、まるで引き裂かれたようですよね？



普通の人にはあんなことできない』





そうだ、普通の人なら。





「ちょっと、Aさん！？」





コナン君が、私の声を聞きつけたのか、走ってきた。




「犯人わかったの！？」




その言葉に軽く頷く。





携帯を出してメールを打つ。




『これで大丈夫です。もう終わりました。』




「どういう事だね？」




『専門の人に頼みました。ですからもう大丈夫です。』






はぁ？という顔をした一同。




「ちょっと貴方、さっきから聞いてたら意味のわからないことばかり。まだ子供でしょう？」





女の警察官の人が言う。





説明がめんどくさいな。





『いえ、武装探偵社のものです。』





その言葉にみんなは首を傾げている。


当たり前か、東京で知られているわけない。








どうしようか、と考えているときに、





「おいまて！」




そう言う声が聞こえた。





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