探偵社の少女 【文スト】【名探偵コナン】

10話 ページ11

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電話？


携帯を見てみると、非通知になってる。


誰からだろう。


『もしもし』


「もしもし、Aくんかな？」


ブチっ


あ、思わず切ってしまった。


まぁ、いいか。


あの人嫌いなんだよ。



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『あーもうわかったよ！取ればいいんだろ！取れば！』




「もしもし」


『もしもし、無駄なことを一言でもいったらすぐ切ります。




どうぞ。』



「ちょっとひどいなぁ。」



『私はあなたが嫌いなんですよ。









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森さん』




電話の相手は森鴎外


ポートマフィアの現ボスだ。




「いやー、今、黒の組織について調べてるだろう？

彼らはポートマフィアに取っても無視できない存在だ。





こちらも手伝おうと思ってね。」



うわぁ、嫌だ。



『で、私に何をさせたいんですか？』



「君は話が早くて助かるね」



『要件を端的に述べてください。』



「ふむ、二週間後に大きなパーティがあるのを知っているかい？」


パーティ？


『あぁ、鈴木財閥が開くやつですか。』


「そう、そこに情報を持っている組織の人間が来るらしいんだ。


それで」


『私にその情報を盗め、と？』



「そういうこと」


うへぇ、めんどくさい。



そこで、一つの疑問が浮かぶ。





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