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夏目side
キーンコーンカーンコーン
着席を知らせるチャイムが鳴る。
「暑い...。」
俺は窓側の席だから、日が照って暑い
西村「おーおー夏目〜。伸びてんな〜。」
北本「この猛暑でしかも窓側。のびるのも仕方ないけどなw」
「ああ...。」
もう返事をする気力もない。
笹田「こらあんたたち。チャイム鳴ったわよ。」
慌てて席に着く二人。
先生がやって来て、ダラダラとHRが始まる。
担任「お、そうだ。転入生がいるんだ、入れ。」
「「「「おおおおお」」」」
ダラダラとした空気が少し引き締まる
皐月「えっと...東京から来ました。皐月Aです。」
担任「仲良くしてやれよー。席は夏目の隣だ。」
皐月「はい。」
転入生が俺の隣の席に座る。
美人と言うか、かわいいと言うか
独特な雰囲気を持ってる人だな。
皐月「夏目君、宜しくね。(ニコ」
「ああ、宜しく。」
こんな風に微笑まれて、西村だったら即KOだな。
その時、窓の外に妖怪が見えた。
すると妖怪は皐月の方を見て、ニコニコと笑いながら手を振っているのだ。
驚いて皐月を見ると、綺麗で長い人差し指を口元にあて、
皐月「シーッ」
と言った。
見えてる...のか?
皐月を凝視していると、
皐月「ん?どうかした?」
とぼけられてしまった。
気のせい...なのか?
一日中その疑問が晴れることなく、下校時刻に。
西村「じゃーなっ☆」
北本「また明日な、夏目。」
「ああ...。」
一人教室に残る俺。
皐月「あれ?夏目君?どうしたの?こんな時間に。」
「皐月...。」
思いきって聞いてみるか。
いや、でも俺の勘違いかもしれないし
皐月「折角だから、一緒に帰らない?私の家、夏目君の家の隣なんだ。」
「へぇ...。なら帰るか。」
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エむAあイ - 夏目は神〇浩史さん、睦月は福〇潤さんのイケヴォで再生する暇人な私。頑張ってください。応援してます!というか、タメ…だと( ^ω^)・・・ (2019年3月29日 16時) (レス) id: c6699d7a33 (このIDを非表示/違反報告)
てにっこ - 羽音さん» すみません...え、知り合いですか?!なぜあだ名知ってるんですか? (2015年7月8日 23時) (レス) id: 970416ed8d (このIDを非表示/違反報告)
羽音 - ゆめろん頑張れWWWWWW (2015年7月4日 22時) (レス) id: 7105d6d3f1 (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - 睦月かっこよすぎだろバカあああああああああああああ!!!!! (2015年6月6日 18時) (レス) id: ba5241f534 (このIDを非表示/違反報告)
彩佳(プロフ) - めっちゃドキドキしました☆続き楽しみに待ってます(´艸`)頑張ってください☆ (2015年5月9日 14時) (レス) id: 4fd6367a68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:螢優 x他1人 | 作成日時:2015年4月3日 12時