ストーリー5 ページ5
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「えっと、なんか。元気で、素直で、人と接することが好き。みたいな?あ、あとアウトドアで」
「うーん。なんか。これは。隼人って言うよりも・・・」
「俺だな!」
嘘、だろ。
生まれてこのかた犬としか言われなかった俺が
犬じゃ、ない。だと!?
「まぁ隼人はさぁ。元気かしらないけど、ツンデレだし、コミュ力皆無だろ?あと運動音痴」
鼻で笑う恭介は
小さい俺をバカにするように頭を撫でる。
「言ったな!恭介!お前俺にサッカー負けてたじゃんか!」
「いや、それゲームやん」
「ぐっ」
「それにお前にゲーム勝てるわけないし」
「ん?隼人ってゲーム強かったっけ?」
恭介の言葉に反応した瑛が俺の顔を覗きこむ。
「隼人、むっかしから、ゲームしかしてなかったからな」
「リアルサッカーは嫌い。顔面にあたる」
「いや、当たらないから」
苦笑いの瑛を無視して、恭介をじっとみる。
焼きそばパンから手を離すと、不思議そうな顔で俺を見た。
「じゃあ俺は、なに系なんだよ」
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作者名:夏みかん♪ | 作成日時:2017年10月7日 17時