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ストーリー4 ページ4
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「あ、やば」
昼休み。
飯も食べないで一心不乱に携帯を打ち続ける瑛。
急にそう言うと、その手を止めて裏返しに机におく。
「なに。どうしたん?」
「どうせ、彼女に浮気ばれたんだろ?まぁ落ち込むなや、瑛ちゃん」
はぁと小さくため息をついて、あからさまに肩を落とす。
「いや、いやさ。別にいいんだよ。別れても。でもさ、付き合うとき何人いてもいいって言われたんだよ。なら怒んないでほしいよね」
「・・・瑛。ほんとお前黙れ」
「え、隼人怖い」
身長が伸びない俺にクラスメートの同情によりもらったコーヒー牛乳。
五本あったうちの一本をつかむと、瑛の前に置いた。
「あげる。・・・元気だせ」
「・・・ありがと。隼人、俺と付き合う?」
「しね」
男にコクられても嬉しくない。
女子!いや!先生に!
「んぁ。そういえば。俺昨日ワンコ系って言うの調べてきたんよ?隼人ちゃんのために」
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作者名:夏みかん♪ | 作成日時:2017年10月7日 17時