年上女子の攻略方法 (ページ3)

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ストーリー3 ページ3

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「・・・イケメンは全員禿げればいい」

「え」
「うぇ？」

いきなりの俺の言葉に不思議そうに顔を傾ける。

一応紹介しとくけど

この金髪チャラ男が相本恭介。
俺の幼馴染み。
なんかとりあえずイケメンで心は優しい子。

んで、こっちのイケメンが桜井瑛。
身長180㎝で、頭よし。運動よし。
なんかもうすべてを兼ね備えてる。
あ。でもすげー女好きな。

「イケメンがいるから！俺がモテない人生送ってきたんだよ！禿げろ！」

「いや、でも隼人だってかわいい顔してるよ」
「そうだよ隼人ちゃーん。身長低いのもかわいいしさ」

「はぁ！？ちげーし！俺が低いんじゃなくてお前らが高いだけだし！あとかわいいーいうな！」

あ、忘れてたけど。

俺は宮崎隼人。
身長168㎝。
昔から女子が俺を呼ぶあだ名は、わんちゃん。

何がワンコ系男子だ！

母ちゃんもっとイケメンに産んでくれよ。

「あ、でも。ちょうどよかったんじゃない？」
「あ？なにがたよ」

「年上は、ワンコ系男子好きなんじゃない？隼人みたいな、かわいい系の」

「え・・・」

「んぁ！そうだよなぁ。俺もそれ思ったわ。とくに野崎センセ、小動物とか好きそうだし」

ごめん、母ちゃん。

前言撤回で。

この顔に産んでくれて、ありがとう。

「俺！先生にめっちゃアタックする！」

待ってろよ！俺のラブラブライフ！！