猗窩座になってるなんで【煉獄杏寿郎】

21 蝶屋敷 ページ21

 

それから毎日のように蝶屋敷に足を運んだ

彼岸花探しの時お花を積んでそっと窓際に置いたり、サツマイモを置いたり


「近くに行きたいな…」

「オマエを見たら吐くぞ」

「ですよね」



そして炭治郎に見つかった。物凄い形相で襲いかかってきた


｢おのれ！上弦の参！お前の頸を切る！｣

｢待って！違うの！フォルムは猗窩座だけど中身は絶賛JK３BのAなの！お願い！信じて！｣


｢そんな事が信じられると思うのか

お前のせいで煉獄さんは重症なんだぞ！危うく死ぬとこだったんだぞ！今だって生死の境を彷徨っている！お前を許さない！」


｢一旦落ち着いて！炭治郎だって重症じゃん！」


｢お前なんかより、煉獄さんの方がずっと凄いんだ‼︎強いんだ‼︎…〜〜〜〜…煉獄さんの勝ちだ‼︎」

｢…それこないだ聞いた……｣


｢名前…なんで知ってるんだ！」

｢説明するから！そうだ特能の嗅覚！匂いで分かるはず！｣

｢それもそうだ」


分かってくれた。同じように善逸も伊之助も分かってくれたが、善逸は黄色い声で叫び最後はどんな容姿をしてるのかしつこかった。伊之助は勝負しろとうるさい。まともに接してくれたのは炭治郎だけだった

鬼の妹がいる炭治郎は共感しやすいのかな
自分の存在を誰にも言わないで欲しいってお願いを快く聞いてくれた

猫座さんのことは炭治郎にも言わないでおく

いろいろと不思議な事だらけで
猫座さんは猗窩座の匂いがしないようで伊之助にでさえ猫と認識されていた

無惨への意識共有もないみたいで、彼岸花の位置指定とそこへ行ったかどうかだけ伝わるスタイルのようだ。

自分は猗窩座が原作に出てくる場面はその通りに行動し、それ以外は自由だった

あと一回無限城、あれ以外もう出番はなかったと思う

 

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