506 俺を信じて ページ15
ミツ「そりゃそうだろ。
好きな奴と結婚すんだから。」
サラっと言い放つから、もうタジタジ//
みっくんって
こんな人だったっけっていうほどストレート
「次、フラワーシャワーのシーン
いきましょー」
花を投げるスタッフの間を
みっくんと２人ゆっくりと歩く
そのスタッフの中に太輔の姿
みんなに合わせて笑顔だけど
すごく苦しい顔してる
…。
撮影が終わって、ドレスを脱ぐために控え室へ
部屋に一人ヘアメイクさんを待ってると
トントン
「失礼します。」
入ってきたのは___太輔
太「撮影お疲れ様。」
「お疲れ様です//」
なんか気まずい
別にやましいことをしていたわけじゃないのに…
太「この後、俺は会社に
データ持って帰りますね。
時間も過ぎてるから
Aちゃんは直帰して。」
淡々と仕事の話をして扉の外へ
太「…すげー綺麗だった。
本当、小さくて白くて…お花みたいで。」
こちらを振り向いた
太輔がくれたシロツメクサの花束
『Aちゃんに似てるなって//』
一気にあのときに引き戻される
迷いなく太輔に愛されてるって
思ってたあのときに
…。
太「もしかして…避けられてるよね。
俺」
もしかしてじゃないかって
何度も声をかけてくれて
それを何かにつけて断っていた
太「…ごめん。当たり前だよな。」
咲良さんとのキス
…。
太「A。やっぱりちゃんと話したい。」
ちゃんと…
咲良さんのこと
みっくんのこと
私たちの…
…別れ…話？
だってそう思うよ
私たち、今全然うまくいってない
「太輔…。」
私だって話したい
でも…
太「A…俺を信じて…
なんて、無理か。」
切なくうつむく
太「会社寄ったら、今夜会いに行ってもいい？
話そう。」
…。
太「じゃあ、また後で。」
うなずけないでいる私を待たずに
部屋を出て行った太輔
信じて…って、何を？
咲良さんとは何もないの？
だから…
でも…キスしてた
部屋にだって…
思い出すと辛くなって
太輔を部屋にあげるのは気が引ける
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かみりーな(プロフ) - お帰りなさい！続きが楽しみです！ (2020年3月29日 12時) (
レス) id: 1856802e71 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 涙が止まりません…。やっと二人が前にすすめる予感 (2020年3月27日 0時) (レス) id: c093b1f16a (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - あぁー(TT)泣いちゃいました（ ; ; ） (2020年3月26日 23時) (レス) id: d1d73bb006 (このIDを非表示/違反報告)
美久(プロフ) - 更新待ってました！これからも楽しみにしてます、ももさんのペースで頑張ってください！ (2020年3月26日 0時) (レス) id: b2030bb904 (このIDを非表示/違反報告)
美希(プロフ) - わぁ~ (T_T) 更新めちゃくちゃ待ってました！ ありがとうございます (T_T) ももさんのペースでまた更新頂ければ嬉しいです☆♪ (2020年3月25日 23時) (レス) id: 9bf00cb10a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2019年10月7日 20時
