84 始発まで ページ36
幼馴染み……
それだけで傍に居ることを許された
みっくんと私の距離
その距離を壊したら……
その先に新しい何かがあるんだろうか
初めてそう思った夜だった
藤「Aちゃん。Aちゃん。」
隣から呼ばれて気がついた。
ヤバイ//寝てた！//
先輩の横顔を見ながら、考えていたら
ゆらゆらと気持ちのいいゆれに
お酒の効果もあって、眠ってしまっていた
「す、すみません//」
ヤバイ//肩まで借りてたー//
あーもー//
藤「ここ、降りる駅だよね？」
「○○駅ー○○駅ー」
車内アナウンスに、飛び上がって
急いで電車を降りた
ヤバイ//お礼も言わずに//って、思ったら
藤ヶ谷先輩……
私のこと面白そうに見てる
え、でも……
「いいんですか！？//降りちゃって//
先輩の駅……//」
あれ……
藤「もう過ぎちゃってたから(笑)」
って
あーもー//本当にー//
「本当にすみません//どうしよ……」
藤「大丈夫。
ついでだし、部屋まで送るよ。
ほら俺、時間あるし(笑)」
ついで……乗り過ごしたついで
時間……始発までの時間
わたしのせいだー
終わった……
「本当にすみません。」
「道教えて？」って言いながら
改札を出ていく先輩の後ろをついていった
藤「そんな落ち込まないで(笑)
明日、休みだし。
始発まであと五時間ぐらいだし(笑)」
いや、五時間ってー
ご免なさいって頭の上がらない私に
「嘘嘘(笑)」って笑うけど
嘘じゃない……事実です
藤「本当に大丈夫だから。
ほら、俺も今日はさ。
なんか、一人になりたくなかったし。」
……。
藤「……Aちゃんと話して
楽しかったからかな。」
楽しかった……
咲良さんの話
話してくれたこと楽しかった……わけないのに
藤「ていうか
本当は、誰かに聞いて欲しかったのかも。」
……。
藤「ずっと一人で抱えてるのって
結構しんどいじゃん。」
……確かに……私も
「私も……藤ヶ谷先輩が聞いてくれて
少し楽になりました//
今まで誰にも話せなかったから。」
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もも(プロフ) - ミィさん» コメントありがとうございます☆なんだかぐちゃぐちゃしていて、なんとか話をこぎつけつつ進めています(^^;お話はまだまだ続きますので、これからも気長にお付き合い頂けると嬉しいです(*^^*) (2019年5月13日 21時) (
レス) id: 0e833b3ebd (このIDを非表示/違反報告)
ミィ(プロフ) - 太輔くんと同じ境遇で仲良くなって来ましたけど、そんな単純にことは進まないですよね。萌ちゃんにもなんだか、胸がざわざわします。渉くんと太輔くんと咲良さんの関係も気になります！続きも楽しみにしています。 (2019年5月13日 21時) (レス) id: 1dbee522b3 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 玲さん» お久しぶりです(^^)こんにちは☆コメントありがとうございます☆前作では、藤ヶ谷君があまりいいキャラクターではなかったので、ちょっと立場が逆転ですね笑 これから距離を縮めていきます☆これからもお付き合いください(*^^*) (2019年5月10日 6時) (レス) id: 0e833b3ebd (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - 「嘘つきな僕ら」でもコメントさせて頂いてた者です。新作もまた素敵ですね。毎日読んでます。わたしは藤ヶ谷先輩派なので主ちゃんと藤ヶ谷先輩が親しくなっていくといいなぁ〜なんて期待しています(//▽//) (2019年5月9日 23時) (レス) id: b7c4bcac2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2019年5月9日 19時
