130 引き寄せられる肩 ページ30
(玉森)「んはははは〜、
どんだけ迷ってんだよ!(笑)
来るの遅すぎー。」
私を見るなり爆笑の裕太。
A「ちょっと…、、
緊張して…、、
緊張し過ぎて、、、
お腹が、、痛くなって、、、、」
……
私は、あれから教えられたホテルへと向かった。
そして、指定されたフロアへと。
その道中…、、
あまりの緊張で腹痛にみまわれて…、、、
……
(玉森)「ってか、俺たち、そんな緊張するような仲じゃなくない?!(笑)」
まぁ…、私達、同級生だしね、、
高校の頃から知ってるしね。
A「うん、まぁ〜、、
それは〜、そうなんだけど…、、」
でも、今日は、状況がね…、、
私、言わなくちゃならない事があって来たんだ…、、
(玉森)「ふふふ。嘘だよ、嘘。
心配してたよっ。」
そんな私の表情に優しい笑みを浮かべながら…
右手で私の肩を抱く。
A「//ちょっと、こんなの大丈夫なの?!//」
、、ここ事務所で押さえてるホテルでしょ?!
マネージャーさんとか含め、見られちゃったら…、、、
(玉森)「うん。平気〜。
ここの24階のフロア、貸切だから。
一般のお客さん来ないし〜。
それに、今、レストランに みんな食事に行ってるから。」
私の心配を他所に あっけらかん〜と言う裕太。
そして、私の顔を覗き込み…
(玉森)「だから、今の この時間、
このフロア、誰もいないよっ。
俺ら、貸切〜」
そう言うと、肩が ぐっと引き寄せられる。
(玉森)「行こうっか。」
A「えっ?!」
(玉森)「部屋。」
ふわっと香る 裕太の香り…
//…
(玉森)「俺の部屋ね〜、
一番端っこなんだよね〜。
こっち、こっち〜」
403人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ともこ | 作成日時:2018年2月12日 23時