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124 渦中の人 玉森side ページ24

玉森side



「いえいえ…、差し入れを届けたかっただけなので…。

宜しかったら、皆さんで…。」




そんな本番前、ふてくされ顔で ソファーで寝転んでいた俺の耳に飛び込んできた声。




誰?とは思ったけど、特に見もせずにいた。




だけど、同じく目の前のソファーで横になっていた二階堂は、俺とは正反対に興味津々といった様子で起き上がり、その声の先を見つめていた。




そして、すぐに 俺に向かって…




口パク。






(玉森)「…?!」




その…、口の動きから…、、




み、か、り、ん




?!




ん?




みかりん?!




/、、




俺も、それにつられるように起き上がると…




ちょうど目があって…




……、、




本当に、みかりんが楽屋に/、、




…………




みかりんは、俺と二階堂に軽く会釈すると楽屋の中へ入ってきた。




、、




そんな様子に、俺と二階堂は、揃って目を合わせた。




この二階堂の表情からして、今 俺が思ってる事と きっと同じ。




……




週刊紙…




渦中の人…




……




そして…




ガヤとは別れたんじゃないの?!




……




……




二階堂が俺のいたソファーに移ってきては隣に座り直し、小声で…






(二階堂)「週刊紙。」






(玉森)「うん。」






(二階堂)「デマなのかな?

本当は まだ続いてるのかな?」






(玉森)「さぁ…」






(二階堂)「そうだとしてもさ、

珍しくね?!」






(玉森)「うん、そうだね…」




……



みかりんが、こうして やってきた事で週刊紙のスクープの真相が一気に分からなくなっていた。




ガヤと…、

別れてるのか、続いてるのか…。




そして、二階堂の言うように、確かに、珍しい。

こんな事。




……




みかりんは、俺らの現場に まず顔は出さない。




差し入れも、たま〜に ぐらい。




ドラマとか舞台とか…仕事で絡みがあれば出すけど、みたいな頻度で。




そんな みかりんが、わざわざ楽屋まで直接 差し入れを持ってくるなんて、意外過ぎて…、二階堂と目を丸くせずにはいられなかった。




…………

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設定タグ:玉森裕太 , 藤ヶ谷太輔 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:タレント
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作者名:ともこ | 作成日時:2018年2月12日 23時

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