117 熱愛?I 玉森side ページ17
ー大阪ー
楽屋
(千賀)「ちょっと聞いてよ!」
(玉森)「んーzz なんだよ、眠みー。」
(千賀)「寝てる場合じゃねーし!
起きろよー!」
(玉森)「眠すぎ!
宮田!代わりに聞いといて!」
…………………。
…………………。
(二階堂)「なになに?!うゎっ?!マジだ?!」
(千賀)「この内容…落ちるよね。」
(宮田)「でもさ、真実じゃ無いかもしれないしさ、あまり騒ぎ立てない方がいい気が…」
(千賀)「だよね、、」
(二階堂)「ってか、それ捨てろよ!捨てろ!」
寝たくても脇で がやつく声。
何事?って思い、起きてみると千賀がゴミ箱に雑誌みたいなものを棄てていた。
(宮田)「いやいやいや…そこに棄てるのマズくない…?!
もう少し、気遣おうぜ〜」
(二階堂)「そうだよ!そこはマズイよ!
せめて廊下のゴミ箱だろう…。
あそこならさ、スタッフさんが読んだかもしれないって思うしさ。
ここのゴミ箱だと俺らが!って、あからさまじゃね?!」
(スタッフ)「すみません、舞祭◯だけ ちょっといいですか?
楽器の所なんだけど…」
スタッフに呼ばれて、二階堂、千賀、宮田は去って行った。
俺は、ゆっくり起き上がって、ゴミ箱から棄てられた雑誌を取り出した。
ん?週刊誌?!
次の瞬間、目に飛び込んできたのは、ミカりん熱愛の文字。
ガヤとミカりん…とうとう報道された?!って事?!
ん?!舞台俳優と?!
よく分からないまま その週刊誌を手にケータリングへと向かった。
食べながら週刊誌を広げる。
……えっ…
ガヤとじゃ無い…
マジ…
なに この内容…。
(藤ヶ谷)「お疲れ様でーす。
うわー美味そうじゃーん!」
うゎー/…ガヤが来ちゃったよ/
マジかよ…/
ヤバっ//…!
俺は慌てて週刊誌を片手に席を立った。
(藤ヶ谷)「?!」
俺は、そのままケータリングの会場を後にしようとした時…
(藤ヶ谷)「タマ〜!」
(玉森)「う、うんー!また後で。
今、急ぐ!」
(藤ヶ谷)「?」
週刊誌を丸めて焦って廊下へ出た。
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作者名:ともこ | 作成日時:2018年2月12日 23時