参 ページ5
炭「か......過去?」
美「ぁ...うん、過去。あのね、私昔......」
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その少女は、愛されていた小さな子供だった。
母「美波、お手伝いしてくれてありがとうね」
美「ううん!お母さんとお父さんとは一緒に居たいだけだから!!」
父「はは、それは嬉しいなぁ」
少女とその親は、お互いを愛し合っていた。
.
.
母「ご飯、美味しい?」
美「うん、私みんなでご飯を食べるのが一番好き!!」
父「そうかそうか、美波はいい子だな!」
少女は、家族で食べるご飯が一番好きだった。
毎日、家族と一緒に入れる事に幸せを感じていた。
.
.
"この時までは"
夜、寝ている時に叫び声が聞こえた。
母「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
美「......ぉ、お母さん...!?」
少女の目の前では、自分の母の足が食い散らかされていた。
美「ぉ、お父さ..................」
助けを求めるも、その向こうには自分の父の腹が裂かれていた。
母「に.........げて......美、波...............」
美「.........ぃ、いやぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
少女は死ぬ気で逃げ惑った。
何とかバケモノから逃げきったものの、少女は6歳という若さで親を亡くしたのだった。
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伊「...............」
炭「......そう、だったのか.........美波......」
善「...そんなに幼い時に......」
『............』
周りに合わせ、美波ちゃんの過去の話を聞いていたが、内容は酷いものだった。
美「うん......だから他の人達とご飯食べるのが...久しぶりでッ...」
善「み、美波ちゃんッ...!」
美波ちゃんは涙を流していた。
.
.
私は何も出来なかったが、みんなが言った。
「これからは美波を支えていこう」って
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you.side
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ゆり - え!待って、桜の呼吸じゃん!私と一緒❗桜柱だけどね😃名字も似てるね。私は、桜川だけどね。頑張ってください。応募しています。 (2021年12月10日 19時) (レス) @page2 id: b7d6d649b3 (このIDを非表示/違反報告)
sayuri - みんなに夢主ちゃんの過去を知ってもらう……的な (2021年12月5日 12時) (レス) @page30 id: 08ede09a98 (このIDを非表示/違反報告)
ユメカまいも(プロフ) - 一年前くらいからこのお話大好きで読んでます!最近ログインしたのでお気に入り登録しました。兎に角大好きなので頑張ってください!!! (2021年8月13日 16時) (レス) id: e4a5346826 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 番外編ありがとうございます!とっても面白かったです! (2021年2月12日 1時) (レス) id: 9887203006 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - リクエストです!善逸と炭治郎と夢主ちゃんでお出かけがいいです…! (2021年2月8日 19時) (レス) id: 9887203006 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほの(咲華) x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/momosan/
作成日時:2020年8月2日 23時