うわああああ ページ37
図書室を後にしたAは、ものすごいスピードでグリフィンドール寮へと向かっていた。
嫌なところ見られちゃったなぁ……
それにしても、リーマスとピーターはいつあの二人と仲良くなったんだろう。
すごい問題児いるよね〜怖いね〜って話をしていたばかりなのに。
……ていうかたまたま居合わせただけなのに、あんなに息ピッタリの悪戯できるもんなの？
考えれば考えるほど、Aの疑問は増えていく。
｢A！｣
てちてちと廊下を歩くAに声をかけたのは、リリーだった。
｢！リ、｣
Aは思わずうろたえるが、セブルスに言葉を遮られた。
｢聞いてくれ、A！｣
リリーは俯きながら口を開いた。
｢……っあの！私達今まで図書館にいたの…それで、さっきの、聞いたわ………｣
｢僕のせいなんだろ？｣
言葉が上手く繋がらないリリーに代わって、セブルスが質問する。
｢僕があんなことを言ったから……Aはリリーから離れようとしたんだろう。……その、悪かった｣
｢ごめんなさいA……私何も知らなくて…さっきだって、私を庇ってくれたのに何もできなくて……｣
リリーとセブルスは暗い顔をしていた。
｢あ…、｣
Aは言葉に詰まった。
＿＿＿＿そうじゃない。
2人のせいでは決してない。
すぐにでも否定しなければならなかったのに、うまく言葉が出てこなかった。
｢そ、……違う｣
もだもだしていると、何故か代わりに出てきたのは涙である。
大粒の涙は頬をつたってこぼれ落ち、その涙に負けないくらいの鼻水もダラダラ流れた。
正しい泣き方も分からないし、涙を止めたくても止められない。
ああああああああ！
そんなAを見て、リリーとセブルスが駆け寄る。
｢A、泣かないで…！｣
｢リリー！！｣
｢A、汚いぞ｣
｢セブルス！！｣
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はじめ(プロフ) - マニ。さん» 応援ありがとうございます！あまり頻繁にはお返事できないかもしれませんが、それでもよろしければよろしくお願いします！ (1月31日 6時) (
レス) id: ee6ba55d5e (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - はじめさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖 (1月21日 16時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
はじめ(プロフ) - ケロッとさん» 応援ありがとうございます!!嬉しいです……!! (2019年11月22日 22時) (レス) id: ee6ba55d5e (このIDを非表示/違反報告)
ケロッと - ハリポタ作品をみていたらこんなに素晴らしい作品を見つけてしまい手が止まりませんでした！本当に神作品です！頑張りすぎずに更新頑張ってください！応援してます (2019年11月22日 19時) (レス) id: 35751de350 (このIDを非表示/違反報告)
はじめ(プロフ) - さくらんぼ＆チェリー@サブさん» そう言っていただけて感激です…! 力の限り頑張ります!! (2019年11月19日 7時) (レス) id: ee6ba55d5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はじめ | 作成日時：2019年11月10日 16時
