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syp「じゃ、俺らはそろそろ帰りますね」
zm「おん。気ぃつけて帰りや」
『ばいばい!』
玄関先まで3人を送って家ん中に入る
...人が居らへんとこんなにも静かになるんやな、この家、
朝飯食べたし、今日は何しよか、
zm「な、なんかしたい事とかないん?」
『えっとね...わたしね、ずっと、う...』
zm「う?」
『うみに、いきたかったの、』
zm「海?あの街の下の方にあるやつ?」
『うん、!』
あんな所に行きたいなんてAも変わっとるな...
海やったら兄さんあたりが居るかも知れへんな、
zm「うし、じゃあ、今日は海行こか」
『ほんと、!?やった!』
zm「間違っても海に落ちへんようにな」
『うん!』
笑顔で頷くAに違和感を覚えつつとりあえず着替えだけ鞄に詰める
...なんなんやろ、この違和感
zm「あ、そういや、今朝、エミさんから逃げるようにこっち来たけどなんかあったん?」
『えっ、あっ、い、いや、?なんにもないよ、!』
...絶対なんかあったやつやろ。これ。
こんなにわかりやすい感じの図星なんやな
...ちょっと聞くか、
zm「んで?なにがあったん?」
『...えーみーるさんに、いわない、?』
zm「言わへんから」
『...ぜったい?』
zm「絶対。」
『...じゃあ、いう、』
少し下を俯いておどおどするAを見つめる
そんな言うのに勇気いることをエミさんは思っとたんか
...普段は穏やかやけどふとした瞬間やばいこと言うやつやからな...
今朝も、ゾッとするような質問してきたし
『んとね...このこもいつかたべるつもりなら、はやくころしたほうがはやいのに...って、おもってた、の、』
この子もいつか食べるつもりなら早く殺した方が早いのに
そんな、怖いこと思っとったんか、?
ってか、なんてこと思っとるんや、
いくらなんでも酷すぎやろ
あいつからみたら友人が大事にしとる子やで?Aは
それでも、そんなこと思えるんか...
『...わたし、しんだほうがいい、?』
zm「!?!?いやいやいやいやいや!!!!!全然そんなことないで!?」
『だって...しんだほうがいいこ...』
zm「いい子ちゃうで!?!?息しとったほうがええこや!!!!」
『...』
ほんま、あいつ...!
Aに思い詰めさすようなことを思うなや...!
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